2017年01月09日

2017-1-7 アコースティック・トリオ@逗子

新年最初のライブは、NAOTOさん、清塚信也さんとの
完全生音のアコースティックコンサートでした。
響きがいい555席のホールがほぼ満席。
柏木さんはリハーサルの時に“クラシックの弾き方”を
入念に試されていたそうです。

ステージにはチェロの演奏台。
演奏台の側面には美しい装飾がありました。




クラシック・コンサートのように、プログラムがありました。




演奏曲は、それぞれのオリジナルを中心に。
前半に柏木さんのコーナーがありました。




まずは、「HIRUKAZE」と「LIFE」を3人で演奏。
はじめの曲から、「いい音に包まれて、幸せだなぁぁぁハート1」と
うれしいキモチでいっぱいになります。
そしてそのあとの最初のトークで、
早くもこのコンサートの真髄(?)が見えました。
それは、すばらしい演奏ににっこりし、
トークで大笑いする初笑いコンサート! 
もちろん、期待はしていましたが・・・・

続いて、柏木さんのソロで「2011」。
過去にあったつらかったことを思い出すことも大切かもしれないけど、
次に待っている楽しいことを思って
新しい年に、元気に前に行きましょう・・・
というお話が、演奏の前後にありました。

そして、NAOTOさんが登場してデュオで「JUNCTION」。
NAOTOさんの演奏もすごいし、
お二人のコンビネーションが・・・生で見て聞くとゾクゾクッ!

「航海記」は清塚さんとのデュオ。
清塚さんのピアノは華やかで、テンポが速めでアゲアゲ。
にぎやかでおめでたい船出とか門出のような雰囲気の演奏になりました。

前半さいごは、またステージに3人そろって
ひとしきりのトークのあと、
熱い「リベルタンゴ」で大盛り上がりで終了。

後半は、清塚さんのソロから。
演奏前に、1600年代のバッハから2000年代の清塚信也まで、
クラシックの大作曲家のミニ講座もありました。

NAOTOさんのソロコーナーは、
「strings shower 」と「Si-So♪Dance」のメドレー。
アップテンポの曲なのに、
左手の弦を押さえていない指で
ネックを叩いてリズムを作るという
ものすごく難しい演奏をやっていました。
押尾コータローさんのライブを見て
チャレンジしようと思ったそうです。

「前奏曲とアレグロ」はNAOTOさんと清塚さんのデュオ。
そのあとは最後まで3人での演奏でした。

アンコールは、曲名の紹介がロビーにちゃんとありました。




そしてトークのほうは・・・・・
総合司会はNAOTOさん。
ドS系のツッコミと仕切りで進行します。
清塚さんは天然系の不思議ちゃんキャラ、
柏木さんはオールマイティで、
いじる、いじられる、流す、どれも巧みな攻守自在。
曲間のおしゃべりも曲紹介も爆笑の連続でした。

トークの中で、清塚さんが今年の抱負を
「コンサートを時間どうりに終わらせる」
と言っていましたが、
掲示されていた終演予定時間から30分延長しちゃいました。
みんなしゃべりすぎ・・・・・・・・・・・・・

終演後はサイン会がありました。
お三方それぞれに長ーーーーい列ができてました。


公演予定を知ってからずっと楽しみにしていましたが、
クラシックホールで極上のピアノトリオの演奏と、
トリオ漫談が両方楽しめる、
お得で楽しい新春スペシャルコンサートでした。顔2