2019年10月19日
MBCラジオ やくしまじかん
10/12 MBC南日本放送ラジオ 「やくしまじかん」 への
柏木さんのゲスト出演を radiko で聞きました。
はじめに 「Spirit of the Forest」 がゆったり流れてきて
あぁ、番組が始まるんだ・・・
って、番組のテーマ曲なので当たり前なんですが。
パーソナリティの植田さんから、
「先週からオープニングテーマ曲が変わりました」
ということで、曲と柏木さんの紹介がありました。
続いてすぐトークコーナーに。
まずは 「Spirit of the Forest」 を作った想いから。
柏木さん
「屋久島に行ったのはだいぶ前なんですが、
今回の曲の前にも屋久島で曲を作ったことがあって、
その時はすごく晴れてて1日も雨が降らなかったんです。
なので、晴れの、ガジュマルの群生しているところに
日が射すというイメージで曲を作りました。
今回、“やくしまじかん” のテーマ音楽を作るにあたって、
屋久島は雨の島なので、
雨って水・・・、
水がないとそもそも生命は誕生していない・・・
そういうところから曲ができないかなと思って。
最初に水が一滴 トンッ、っていうところからスタートして、
命の水になる・・・ということができればいいなと思って作ったんです」
植田さん
「晴れてる屋久島も、雨の屋久島もいいんですが、
どちらをイメージするかで曲も違いますね」
柏木さん
「大地の恵み、ということは、
前に作った曲も今回の曲も同じなんですが、
“自然よありがとう” というのが2曲に共通して書いている内容だと思います。
晴れと雨って、いろんなことがすごく変わってきます。
雨の方が感情的には切なくなったり。
太陽と水って生命に欠かせないものなので
しとしと降ってる雨にもありがとう・・・って
どうやったら表現できるか、って作りました」
植田さん
「平地に居ると “あっ、今日雨だ ” っていう感覚になってしまうんですけど、
屋久島に行くたびに森の雨に遭遇すると、
不思議なんですけど体が軽くなっていくんです。
浄化されるってこういくことなんだなって、
晴れでは感じない、雨だからこその体感だったり気持ちじゃないかなと思います。」
柏木さん
「市内で火山灰が入った雨に打たれてもいいとは思わないけど、
屋久島で、森の木に当たって伝わってくる雨って
すっと体に入ってくるものがあるのかもしれないですね」
植田さん
「森の中に入った経験があるからこそなんでしょうけれど、
曲を2回、3回と聞くうちに、
雨が降ったり、雨がすこしずつ上がっていって日が射したりっていう
情景が伝わってくるし、
どこの山のどの部分っていうのもだんだん想像できたりして
ちょっと楽しい雰囲気になってきます」
柏木さん
「歌詞がないからですね。
僕らは歌のない音楽をやってるんですけど、歌はあるんです。
メロディが情景を想像させるように弾かないと。
音符を見ながら一生懸命弾いてます、じゃダメで、
一生懸命歌ってますっていうのがメロディを弾くということだと思います。
“情景が浮かぶ” っておっしゃってくださって、“イェイ ” です(笑)
ただし、限定される歌詞がないので、それぞれが想う情景が違っても
イマジネーションは聞いてくださるかたの自由でいいと思います」
そして、曲の作り方について
柏木さん
「今回のテーマは屋久島の雨としているんですけど、
雨だけだとザザ降りでは困るわけで、
命とか、光とか、そういうことをミックスして
自分の中で絵とか写真を作るんです。
実際に屋久島の映像も見たりします。
そこにハマるメロディをずっと探します。
だから時間はかかります。
僕はストーリーを作って、
そこにぐっと自分が入っていけるメロディが来るまで
ひたすらいろいろ作り続けます。
いつ出るかわかりません。
すっと出るときもあって、
すっと出るときは何かが導いてくれる。
昔、屋久島で書いた曲は、作ったというより
その場所に音符がありましたっていう感覚でした。
そこで鳴ってるものが聞こえるっていうこともあるんですね。
だから、自分で書いたというより
屋久島がメロディをくれたというイメージ」
植田さん
「よく神秘の島と言われますが、
そういうことを偶然に体感してしまったりということがありますよね」
柏木さん
「パワースポットという言い方があるじゃないですか。
やっぱりそこに何かがある気がします。
そこに行ったら元気になるとか、
感じたいものを自然が手助けしてくれるのかもしれないです」
植田さん
「何の力かわからないものが、世の中にはあるということを感じますね。
私も柏木さんも屋久島が好きだから、
これよね、っていう、何となくつながるものがあって」
柏木さん
「限定されたものだとつながるものも限定されるけど、
“何となく” という想いがつながってるっていうのは
無限に広がる可能性があると思うんですね。
答え合わせをしたら全然違ってたねっていうのでもいいんです。
だけど、“何となくいいよね” っていうのが共有できてれば
お互いに話すきっかけができるわけで。
“何となくいいよね” ってとてもいい言葉で、
友達が増えそうですね」
植田さん
「この曲はホントに素敵な曲で、
自分で曲を流しながら勝手に屋久島の詩を作ったりして、
読む練習をしてます。
大事に大事に放送していきたいと思います」
屋久島のことを良く知る植田さんが、
この曲を気に入って大切に思ってくださっていて、
自分のことのようにとてもうれしく思いました。
私は屋久島に行ったことがないのですが、
緑滴るしっとりとした森がイメージされるようなお話でした。
トークのバックにずっと流れている「Spirit of the Forest」と
植田さんのゆったりと心地よいお声、
それに合わせるような柏木さんの落ち着いたトークに、
じっと耳を傾けました。
出演される番組ごとにお話の内容もお話のしかたも変えられる柏木さんって
ホントにトークもお上手。
柏木さんのゲスト出演を radiko で聞きました。
はじめに 「Spirit of the Forest」 がゆったり流れてきて
あぁ、番組が始まるんだ・・・
って、番組のテーマ曲なので当たり前なんですが。
パーソナリティの植田さんから、
「先週からオープニングテーマ曲が変わりました」
ということで、曲と柏木さんの紹介がありました。
続いてすぐトークコーナーに。
まずは 「Spirit of the Forest」 を作った想いから。
柏木さん
「屋久島に行ったのはだいぶ前なんですが、
今回の曲の前にも屋久島で曲を作ったことがあって、
その時はすごく晴れてて1日も雨が降らなかったんです。
なので、晴れの、ガジュマルの群生しているところに
日が射すというイメージで曲を作りました。
今回、“やくしまじかん” のテーマ音楽を作るにあたって、
屋久島は雨の島なので、
雨って水・・・、
水がないとそもそも生命は誕生していない・・・
そういうところから曲ができないかなと思って。
最初に水が一滴 トンッ、っていうところからスタートして、
命の水になる・・・ということができればいいなと思って作ったんです」
植田さん
「晴れてる屋久島も、雨の屋久島もいいんですが、
どちらをイメージするかで曲も違いますね」
柏木さん
「大地の恵み、ということは、
前に作った曲も今回の曲も同じなんですが、
“自然よありがとう” というのが2曲に共通して書いている内容だと思います。
晴れと雨って、いろんなことがすごく変わってきます。
雨の方が感情的には切なくなったり。
太陽と水って生命に欠かせないものなので
しとしと降ってる雨にもありがとう・・・って
どうやったら表現できるか、って作りました」
植田さん
「平地に居ると “あっ、今日雨だ ” っていう感覚になってしまうんですけど、
屋久島に行くたびに森の雨に遭遇すると、
不思議なんですけど体が軽くなっていくんです。
浄化されるってこういくことなんだなって、
晴れでは感じない、雨だからこその体感だったり気持ちじゃないかなと思います。」
柏木さん
「市内で火山灰が入った雨に打たれてもいいとは思わないけど、
屋久島で、森の木に当たって伝わってくる雨って
すっと体に入ってくるものがあるのかもしれないですね」
植田さん
「森の中に入った経験があるからこそなんでしょうけれど、
曲を2回、3回と聞くうちに、
雨が降ったり、雨がすこしずつ上がっていって日が射したりっていう
情景が伝わってくるし、
どこの山のどの部分っていうのもだんだん想像できたりして
ちょっと楽しい雰囲気になってきます」
柏木さん
「歌詞がないからですね。
僕らは歌のない音楽をやってるんですけど、歌はあるんです。
メロディが情景を想像させるように弾かないと。
音符を見ながら一生懸命弾いてます、じゃダメで、
一生懸命歌ってますっていうのがメロディを弾くということだと思います。
“情景が浮かぶ” っておっしゃってくださって、“イェイ ” です(笑)
ただし、限定される歌詞がないので、それぞれが想う情景が違っても
イマジネーションは聞いてくださるかたの自由でいいと思います」
そして、曲の作り方について
柏木さん
「今回のテーマは屋久島の雨としているんですけど、
雨だけだとザザ降りでは困るわけで、
命とか、光とか、そういうことをミックスして
自分の中で絵とか写真を作るんです。
実際に屋久島の映像も見たりします。
そこにハマるメロディをずっと探します。
だから時間はかかります。
僕はストーリーを作って、
そこにぐっと自分が入っていけるメロディが来るまで
ひたすらいろいろ作り続けます。
いつ出るかわかりません。
すっと出るときもあって、
すっと出るときは何かが導いてくれる。
昔、屋久島で書いた曲は、作ったというより
その場所に音符がありましたっていう感覚でした。
そこで鳴ってるものが聞こえるっていうこともあるんですね。
だから、自分で書いたというより
屋久島がメロディをくれたというイメージ」
植田さん
「よく神秘の島と言われますが、
そういうことを偶然に体感してしまったりということがありますよね」
柏木さん
「パワースポットという言い方があるじゃないですか。
やっぱりそこに何かがある気がします。
そこに行ったら元気になるとか、
感じたいものを自然が手助けしてくれるのかもしれないです」
植田さん
「何の力かわからないものが、世の中にはあるということを感じますね。
私も柏木さんも屋久島が好きだから、
これよね、っていう、何となくつながるものがあって」
柏木さん
「限定されたものだとつながるものも限定されるけど、
“何となく” という想いがつながってるっていうのは
無限に広がる可能性があると思うんですね。
答え合わせをしたら全然違ってたねっていうのでもいいんです。
だけど、“何となくいいよね” っていうのが共有できてれば
お互いに話すきっかけができるわけで。
“何となくいいよね” ってとてもいい言葉で、
友達が増えそうですね」
植田さん
「この曲はホントに素敵な曲で、
自分で曲を流しながら勝手に屋久島の詩を作ったりして、
読む練習をしてます。
大事に大事に放送していきたいと思います」
屋久島のことを良く知る植田さんが、
この曲を気に入って大切に思ってくださっていて、
自分のことのようにとてもうれしく思いました。
私は屋久島に行ったことがないのですが、
緑滴るしっとりとした森がイメージされるようなお話でした。
トークのバックにずっと流れている「Spirit of the Forest」と
植田さんのゆったりと心地よいお声、
それに合わせるような柏木さんの落ち着いたトークに、
じっと耳を傾けました。
出演される番組ごとにお話の内容もお話のしかたも変えられる柏木さんって
ホントにトークもお上手。
Posted by あけみ at
18:32
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