2018年01月31日
Radio NEO 「NEO'S RECOMMEND」
1/28(日) Radio NEO の 「Lazy Sunday」 の番組中の
「NEO'S RECOMMEND」 というコーナーへ柏木さんがゲスト出演でした。
このコーナーはDJさんがいなくて、
15分ほど柏木さんの独占一人しゃべりコーナーでした。
まずは、バックに 「Reminiscence ~ 回想 ~」 が流れるなか、
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 のお話から。
「このアルバムはいろんな楽曲が入っています。
室内楽的な曲があったり、オーケストラとやったり、バンド編成だったり。
チェロというとだいたいみなさん、固いとかクラシックとか思われてると
思うんですが、ぜひアルバムを聞いてみてください。
チェロのいろんな顔が見られます。
「へぇ~こんなこともやるの? おもしろいじゃん」 と思ってくれたら最高です。」
「この中で、30年来の友達のヴァイオリニスト葉加瀬太郎さん、
ピアニスト西村由紀江さんと僕が初めトリオで演奏した楽曲が
「Reminiscence ~ 回想 ~」という曲です。
この曲はこの秋公開の映画『きらきら眼鏡』のエンディングテーマにもなっています。」
ここで、アルバムから1曲聞いてください、ということで
「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
「この曲はトヨタ自動車のトヨタ会館のテーマソングとして書かせていただきました。
トヨタの歴史と、その中で働いてきた人たちが
どんなことを考えてきたんだろう、どんなことを感じていたんだろうという
“歴史と人間” を思いながら作った曲です。」
2018年の抱負について。
「自分は今年50歳になります。最近悩んでいることは、老眼なんです。
私たちは毎日譜面を追います。持っている譜面がだんだん見えにくくなっているので
今年は “目の筋肉を鍛える” というのを2018年の挑戦にしたいと思います。」
インフルエンザや風邪が流行っていますので、
みなさん、特に受験生のみなさんは体調管理に気を付けてくださいね、
というお話から
「僕は末端冷え性で足だけとても冷えるので、足元を温めるのが大事です。
ちなみに寝るときは靴下をはいて、あんかを抱いて寝ます。」
そんな僕の(そんな・・って ) ライブが31日に名古屋ブルーノートであります!
ということでライブのお知らせ。
「今年は自分のライブとしての一発目が名古屋でとてもうれしい。
チェロってちょっと固いなと思われるかたも多いと思うんですが、
気楽に聞けるライブです。チェロっていろんな音がして楽しいんです!」
最後は、アルバム 『TODAY for TOMORROW』 から
ちょっと迫力ある曲を聞いてください、ということで
「SMASH!」がかかりました。
ご自分の紹介に “老眼” と “冷え性” とは・・・・・・
今回もやや早口の軽快なトークに、
「TODAY for TOMORROW」 と 「SMASH!」 という振り幅の大きい2曲を聞いて、
チェロとチェリストのイメージが変わったリスナーの方もいらっしゃるかな?
地元のFM局で柏木さんのトークが聞けてうれしかったです。
いよいよ明日は名古屋でのライブ 楽しみすぎます
「NEO'S RECOMMEND」 というコーナーへ柏木さんがゲスト出演でした。
このコーナーはDJさんがいなくて、
15分ほど柏木さんの独占一人しゃべりコーナーでした。
まずは、バックに 「Reminiscence ~ 回想 ~」 が流れるなか、
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 のお話から。
「このアルバムはいろんな楽曲が入っています。
室内楽的な曲があったり、オーケストラとやったり、バンド編成だったり。
チェロというとだいたいみなさん、固いとかクラシックとか思われてると
思うんですが、ぜひアルバムを聞いてみてください。
チェロのいろんな顔が見られます。
「へぇ~こんなこともやるの? おもしろいじゃん」 と思ってくれたら最高です。」
「この中で、30年来の友達のヴァイオリニスト葉加瀬太郎さん、
ピアニスト西村由紀江さんと僕が初めトリオで演奏した楽曲が
「Reminiscence ~ 回想 ~」という曲です。
この曲はこの秋公開の映画『きらきら眼鏡』のエンディングテーマにもなっています。」
ここで、アルバムから1曲聞いてください、ということで
「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
「この曲はトヨタ自動車のトヨタ会館のテーマソングとして書かせていただきました。
トヨタの歴史と、その中で働いてきた人たちが
どんなことを考えてきたんだろう、どんなことを感じていたんだろうという
“歴史と人間” を思いながら作った曲です。」
2018年の抱負について。
「自分は今年50歳になります。最近悩んでいることは、老眼なんです。
私たちは毎日譜面を追います。持っている譜面がだんだん見えにくくなっているので
今年は “目の筋肉を鍛える” というのを2018年の挑戦にしたいと思います。」
インフルエンザや風邪が流行っていますので、
みなさん、特に受験生のみなさんは体調管理に気を付けてくださいね、
というお話から
「僕は末端冷え性で足だけとても冷えるので、足元を温めるのが大事です。
ちなみに寝るときは靴下をはいて、あんかを抱いて寝ます。」
そんな僕の(そんな・・って ) ライブが31日に名古屋ブルーノートであります!
ということでライブのお知らせ。
「今年は自分のライブとしての一発目が名古屋でとてもうれしい。
チェロってちょっと固いなと思われるかたも多いと思うんですが、
気楽に聞けるライブです。チェロっていろんな音がして楽しいんです!」
最後は、アルバム 『TODAY for TOMORROW』 から
ちょっと迫力ある曲を聞いてください、ということで
「SMASH!」がかかりました。
ご自分の紹介に “老眼” と “冷え性” とは・・・・・・
今回もやや早口の軽快なトークに、
「TODAY for TOMORROW」 と 「SMASH!」 という振り幅の大きい2曲を聞いて、
チェロとチェリストのイメージが変わったリスナーの方もいらっしゃるかな?
地元のFM局で柏木さんのトークが聞けてうれしかったです。
いよいよ明日は名古屋でのライブ 楽しみすぎます
Posted by あけみ at
00:00
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2018年01月28日
1/19 文化放送「ガキパラ」
1/19(金) 文化放送「楽器楽園 ~ガキパラ~」に柏木さんが生出演
ということで、「ガキパラ」を初めて聞きました。
ラジオの音楽番組はたくさんありますが、
「楽器」をテーマにした番組はユニークですね。
パーソナリティの岡部磨知さんはヴァイオリニスト、
武田真治さんは俳優でサックスプレーヤー、
番組のスポンサーはさすがのYAMAHAさん。
柏木さんはサイレントチェロとアコースティックのチェロと
両方持って来られていました。
柏木さんと岡部さんはストリングス関係の新年会でお会いしたばかり、
武田さんとは初めまして、だそうです。
岡部さんから柏木さんのプロフィールの紹介があると、
武田さんからみた柏木さんは「偉大な人」「先生」。
葉加瀬さんのアルバムのサウンドプロデュースと
コンサートの音楽監督をしていたというお話で、
武田さん「葉加瀬さんを監督する人がいるんですね?」
柏木さん「監督っていうか、むこうの方がエラいから。
でも出会って30年以上だから、フランクな感じで、
葉加瀬さんとお客さんの距離感が近くなるにはどうしたらいいか、
自分なりにこうしたらいいんじゃないの・・と言うだけです。」
サイレントチェロの開発に携わったというお話では、
柏木さん「どうしたら音がよりリアルになるか、ということを協力しました。
サイレントチェロって、チェロではなくてサイレントチェロなので、
いろんな形で楽しむことができます。
ロックバンドの中にいても十分存在感が出せるし、エフェクターでも遊べるし、
チェロをポップに使いたい人にはいいんじゃないかなと思います。」
サイレントチェロで何か弾いてください・・のリクエストに、
柏木さん「何弾く? たとえば、おくりびととか?」
武田さん「さらっとカジュアルにやっていただける、偉大な方なんですね。」
柏木さん「わりと何でもやらせていただきます。」
ここで、「Reminiscence ~回想~」がかかりました。
武田さん「極上のサウンドですね。」
柏木さん「これまでセルフプロデュースでアルバムを作ってたんですけど
プロデューサーに光田健一さんを招いて、
クラシックのオーケストラのアレンジも書ける方なんですが、
クラシックとポップスの枠を取っ払った
いろんな味わい方ができるアルバムになってます。」
岡部さん「ご自身のことを “チェロ芸人” と言われてますが、
なぜ芸術家ではなくて芸人なんでしょうか?」
柏木さん「僕は芸術家じゃないし、アーティストじゃないと思ってます。
芸術家というのはその人のところへ聞きに行くという感じ、
芸人さんって、ラジオで聞いてもテレビを見ても、劇場で見ても、
自分たちの近くに来てくれそうな感じがします。
チェロって敷居が高いと思われがちだけど、僕はみんなの近くに行って演奏したいから。」
武田さん「先生、芸人さんとおっしゃるなら我々のお願いを聞いてもらえますか?」
ということで、柏木さんが番組のジングルを作ることに。
短い即興演奏のあと柏木さんのお声で「ガキパラ!」 という新しいジングルができました。
続いて、柏木さんがチェロを始めた子供のころのお話、
アルバム 『TODAY for TOMORROW”』 と
“Made in musicasa” コンサートのご案内のあと
いよいよスタジオセッション。
武田さんは「ヤバイよ、ガキバラ最難度のセッションになるんじゃない?」
柏木さんも「緊張感のあるセッションですね。」
と言われてましたが、柏木さんが用意した曲は「相思華」。
番組が始まる前に一度リハーサルをしただけとのことでした。
メロディを弾くヴァイオリンが美しくてしなやかな強さもあって、
サックスのアドリブもかっこよくて、
生放送なのに難しい曲のチャレンジ・・・すごかったです。
聞き終わったとき思わず 「イェ~イ」 と言ってしまいました。
さいごに柏木さんから
「チェロっていろんな可能性があると思っていて、
優しく弾くとみなさんに思われているんだけど、
激しかったり、時には叩いたりする音もあったりするので
コンサートにいらしていただいて
チェロのいろんな顔を見ていただけたらうれしいです。」
番組のブログ にお三方のステキな写真が。
サイレントチェロさんもお久しぶりに見られました。
ということで、「ガキパラ」を初めて聞きました。
ラジオの音楽番組はたくさんありますが、
「楽器」をテーマにした番組はユニークですね。
パーソナリティの岡部磨知さんはヴァイオリニスト、
武田真治さんは俳優でサックスプレーヤー、
番組のスポンサーはさすがのYAMAHAさん。
柏木さんはサイレントチェロとアコースティックのチェロと
両方持って来られていました。
柏木さんと岡部さんはストリングス関係の新年会でお会いしたばかり、
武田さんとは初めまして、だそうです。
岡部さんから柏木さんのプロフィールの紹介があると、
武田さんからみた柏木さんは「偉大な人」「先生」。
葉加瀬さんのアルバムのサウンドプロデュースと
コンサートの音楽監督をしていたというお話で、
武田さん「葉加瀬さんを監督する人がいるんですね?」
柏木さん「監督っていうか、むこうの方がエラいから。
でも出会って30年以上だから、フランクな感じで、
葉加瀬さんとお客さんの距離感が近くなるにはどうしたらいいか、
自分なりにこうしたらいいんじゃないの・・と言うだけです。」
サイレントチェロの開発に携わったというお話では、
柏木さん「どうしたら音がよりリアルになるか、ということを協力しました。
サイレントチェロって、チェロではなくてサイレントチェロなので、
いろんな形で楽しむことができます。
ロックバンドの中にいても十分存在感が出せるし、エフェクターでも遊べるし、
チェロをポップに使いたい人にはいいんじゃないかなと思います。」
サイレントチェロで何か弾いてください・・のリクエストに、
柏木さん「何弾く? たとえば、おくりびととか?」
武田さん「さらっとカジュアルにやっていただける、偉大な方なんですね。」
柏木さん「わりと何でもやらせていただきます。」
ここで、「Reminiscence ~回想~」がかかりました。
武田さん「極上のサウンドですね。」
柏木さん「これまでセルフプロデュースでアルバムを作ってたんですけど
プロデューサーに光田健一さんを招いて、
クラシックのオーケストラのアレンジも書ける方なんですが、
クラシックとポップスの枠を取っ払った
いろんな味わい方ができるアルバムになってます。」
岡部さん「ご自身のことを “チェロ芸人” と言われてますが、
なぜ芸術家ではなくて芸人なんでしょうか?」
柏木さん「僕は芸術家じゃないし、アーティストじゃないと思ってます。
芸術家というのはその人のところへ聞きに行くという感じ、
芸人さんって、ラジオで聞いてもテレビを見ても、劇場で見ても、
自分たちの近くに来てくれそうな感じがします。
チェロって敷居が高いと思われがちだけど、僕はみんなの近くに行って演奏したいから。」
武田さん「先生、芸人さんとおっしゃるなら我々のお願いを聞いてもらえますか?」
ということで、柏木さんが番組のジングルを作ることに。
短い即興演奏のあと柏木さんのお声で「ガキパラ!」 という新しいジングルができました。
続いて、柏木さんがチェロを始めた子供のころのお話、
アルバム 『TODAY for TOMORROW”』 と
“Made in musicasa” コンサートのご案内のあと
いよいよスタジオセッション。
武田さんは「ヤバイよ、ガキバラ最難度のセッションになるんじゃない?」
柏木さんも「緊張感のあるセッションですね。」
と言われてましたが、柏木さんが用意した曲は「相思華」。
番組が始まる前に一度リハーサルをしただけとのことでした。
メロディを弾くヴァイオリンが美しくてしなやかな強さもあって、
サックスのアドリブもかっこよくて、
生放送なのに難しい曲のチャレンジ・・・すごかったです。
聞き終わったとき思わず 「イェ~イ」 と言ってしまいました。
さいごに柏木さんから
「チェロっていろんな可能性があると思っていて、
優しく弾くとみなさんに思われているんだけど、
激しかったり、時には叩いたりする音もあったりするので
コンサートにいらしていただいて
チェロのいろんな顔を見ていただけたらうれしいです。」
番組のブログ にお三方のステキな写真が。
サイレントチェロさんもお久しぶりに見られました。
Posted by あけみ at
18:38
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2018年01月27日
訃報
赤川新一さんがご逝去されたことをSNSで知りました。
たくさんのミュージシャンの方々がそれぞれの想いを書かれています。
赤川さんのお写真、特に頼りがいがありそうな大きな背中は、
柏木さんのツイッターなどで何度も拝見していましたが、
昨年2月のファンクラブイベントでは
スタジオにおうかがいして、お会いすることもできました。
ミュージシャンでないファンが、しかも大勢で
エンジニアさんに直接お会いしたり
スタジオに入れていただくことはないと思うのですが、
柏木さん、光田さんのファンのために、
お話をしてくださったり、コーラスの録音をしてくださったりと
とても貴重な体験をさせてくださいました。
あのスタジオでの極上の生音ライブも
忘れられない幸せな思い出です。
感謝とともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
たくさんのミュージシャンの方々がそれぞれの想いを書かれています。
赤川さんのお写真、特に頼りがいがありそうな大きな背中は、
柏木さんのツイッターなどで何度も拝見していましたが、
昨年2月のファンクラブイベントでは
スタジオにおうかがいして、お会いすることもできました。
ミュージシャンでないファンが、しかも大勢で
エンジニアさんに直接お会いしたり
スタジオに入れていただくことはないと思うのですが、
柏木さん、光田さんのファンのために、
お話をしてくださったり、コーラスの録音をしてくださったりと
とても貴重な体験をさせてくださいました。
あのスタジオでの極上の生音ライブも
忘れられない幸せな思い出です。
感謝とともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
Posted by あけみ at
15:21
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2018年01月21日
1/14 FM長崎
1/14 FM長崎 柏木広樹 Special Program “TODAY for TOMORROW”
柏木さんの特番たっぷり55分、出演はご本人だけ!
FM長崎さん、すばらしいプログラムをありがとうございます
まずは柏木さんのご挨拶のあと 「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
そして葉加瀬さんのツアーのこと。
「年末の長崎公演も盛り上がりました。
長崎のお客さんは(コンサートを)味わうのが上手だと思います。
五感で感じて、最後ににっこり笑ってくれる。
人柄があたたかくて大好きな街です。」
葉加瀬さんとの長いおつきあいのこと。
「葉加瀬さんに合ったのは32年前、大学生のとき。
美術・芸術系の公立大学の4芸祭というお祭りをやりますが、
葉加瀬さんはその実行委員長で、僕も委員になりました。
ツナギを着て立て看板を書いていたので、
美術の人が趣味でヴァイオリンをやるのかと思うくらい
ヴァイオリンを弾いているところを見たことがなかった。
葉加瀬さんの稀にみるパフォーマンス力は
大学1年生・2年生の時から既に開きかかっていて、
クライズラー&カンパニー、ソロ活動と花開いていったと思います。
昨年は葉加瀬さんのCD(VIOLINISM III) にもフル参加しました。
15年前のメンバーでの合宿レコーディングでしたが、
自分たちがリフレッシュできる環境でのレコーディングで若返りました。
みんな15年 年をとっているので、昔より若干テンポが落ちたような気もしますが、
楽しいレコーディングでした。
昨年のツアーも、5人で思い切り完走したハッピーなツアーでした。」
葉加瀬さんのお話のつながりで、「Reminiscence ~回想~」 について。
「その葉加瀬さんがアルバム 『TODAY for TOMORROW』 に1曲参加してくれました。
葉加瀬さんと、同じく30年来の仲のピアニストの西村由紀江さんと、僕と、
3年前に初めてトリオで演奏して、すごくおもしろいなと思いました。
アルバムを作るときにこの3人でやれる曲を書こう! と思ったときに、
元気のいい曲というより、年をとってきたせいもあるかもしれませんが、
3人でこんなこともあったよな・・ って落ち着いた感じで振り返ってみようと
「Reminiscence」 という曲を書きました。」
ここで 「Reminiscence」 がかかりました。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 について。
「TODAY for TOMORROW という言葉に出会ったのは一昨年の年末。
トヨタ会館というところでコンサートをするときに
曲を作らせていただくことになりました。
家でトヨタの歴史をインターネットでものすごく調べていたら
TODAY for TOMORROW という言葉が出てきてすごく心にひっかかって、
じゃぁ、TODAY for TOMORROW という曲を作ろうと思いました。
これはとてもいい言葉で、こんなふうに解釈しました。
“今日がんばれば、明日はもっといい日になる。だから、今日がんばろう。”
これをトータルコンセプトとしてアルバム作りをスタートしました。
今回のアルバムは、このように依頼を受けて作った曲がけっこうあります。
自分の曲の作り方は、頭のなかで景色だったり情景、人の心の動きなどの
ストーリーやイメージ映像を決めてメロディを探す、ということが多いです。
“こんな感じの曲を” などの依頼は、曲づくりの大きなヒントになります。
自分の想いとメロディをリンクさせる作業に時間がかかりますが、
一生懸命考えてます。」
次の曲は、
今年50歳になりますが、まだまだ負けてられるか! という気持ちを表現した曲
という紹介で、「Lactic Acid」 がかかりました。
曲が終わったあとリスナーに「聞いてても疲れたでしょ?」って。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 のお話の続き。
「これまでのアルバムはセルフプロデュースでやってきました。
セルフプロデュースの良さもありますが、
自分を客観的に見ようとしてもなかなかうまくいかないこともあり、
今回は、僕の音楽をよく理解してくれて、気心も知れている、
二人旅で毎年長崎に来ている相方、光田健一さんにプロデュースをお願いしました。
光田さんは元々藝大の作曲科の方なのでオーケストレーションも素晴らしい。
そして、光田さんに感謝したいのは、
自分の良さと自分で思っているものでも、出し切るのは難しいけど、
いいところで褒めてもらえて、
でも自分の演奏の力が弱かったり小さくまとまると
「かしちゃんの歌ってそんなんじゃないでしょ、もう一回!」
と、全然オッケーをくれません。
おかげで、のびのび演奏することができました。
アルバムの中の 「シリウス」 という曲は、一度光田さんに提出したら
「かしちゃん、この曲でいいの?」 と言われました。
たぶんメロディが弱かったんだと思うんですが、
僕はその曲を珍しくコード(和音)から作りました。
やっぱり僕はメロディから作らないと
言いたいことが1曲で言えないんじゃないかと気づかせてくれました。
(光田さんに)「少し書き直したらいいよ」 と言われましたが、
全部書き直して全く違う曲 (シリウス2) を作りました。
いつもはチェロ・ピアノ・頭の中がリンクしながらメロディを作りますが、
自分がチェロで言いたいことは何か? ということだけを考えて
チェロだけでメロディを作った曲です。
星を見て人間が何を思うのか。
先に亡くなったり別れてしまったりした人を星に例えることがありますが
その時にどういう感情が起きるのだろう・・・というのがこの曲のテーマです。
そして「シリウス」 がかかりました。
二人旅について。
「光田さんとは30年前に出会っていますが、
一緒に音楽をやるようになったのは、2007年か2008年から。
僕がデュオのコンサートをすることになった時に(光田さんに)お願いして、
僕の自宅でリハーサルをして、1曲めが終わった時に
お互いに “今までなんで一緒にやってこなかったんだろうね” と思い、
“じゃぁ、一緒に旅に出よう” となりました。
いろんなところに僕らの音楽を待っていてくれる人たちがいて、
その人たちに一年に一回会いに行く、そんなツアーをしよう
ということで始まりました。
昨年は二人旅結成6年めにして初めてのアルバム 『Partiendo』 を出しました。
今年も30回弱のライブをおおくりする予定です。
2/9 に長崎、2/11 に福岡でやります。
ここで、“二人旅の鉄板ナンバー” という紹介で 「My Treasure」 がかかりました。
番組さいごのメッセージ
「TODAY for TOMORROW、今日がんばれば明日もっといい日になるよ、
という気持ちで僕は音楽をやれています。
2/9 の長崎の二人旅のライブ、ぜひ遊びに来てください。
二人でしゃべって、二人で演奏して、
長崎の皆さんと仲良くなったらさらにうれしいな。
僕らは何でライブをやってるんだろう? というと、
皆さんの笑顔が見たいから。
僕らが笑って、皆さんも笑えば、笑顔が連鎖して、
連鎖した笑顔はたくさんの人につながっていくと信じています。
そして僕は、
チェロという楽器はやっぱり敷居が高いと思われがちですが、
チェロが好きになってくれて、音楽が好きになってくれて、
楽しく音楽を聴いていただく、一緒に感じていただく、
一緒に演奏してる雰囲気になっていただく、
というのが好きで音楽をやっています。
長崎でのライブ、ぜひお出でください。
いろんな音楽を聴いて、皆さんに笑顔になっていただきたいと思います。
明日が皆さんにとって笑顔あふれる日になりますように! ということで、
最後の曲は 「Smile for You」 でした。
さすが柏木さん名義の特番ですから、柏木さんのあたたかいお声と、
いろんな曲がカットされずにタップり聞けて、聞きごたえのある番組でした。
radiko の放送を録音したのを通勤中に何度も聞きましたが、
満員の電車の中も、にこにこ(ニヤニヤ? ) しながら楽しく過ごせました。
二人旅のツアーは来月初めにはもう九州からスタートですね。
どこの会場もお客さんの笑顔でいっぱいになりますように
そして、30回弱って・・・去年よりかなり多くてうれしい
残りのツアースケジュールの発表が楽しみです。
柏木さんの特番たっぷり55分、出演はご本人だけ!
FM長崎さん、すばらしいプログラムをありがとうございます
まずは柏木さんのご挨拶のあと 「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
そして葉加瀬さんのツアーのこと。
「年末の長崎公演も盛り上がりました。
長崎のお客さんは(コンサートを)味わうのが上手だと思います。
五感で感じて、最後ににっこり笑ってくれる。
人柄があたたかくて大好きな街です。」
葉加瀬さんとの長いおつきあいのこと。
「葉加瀬さんに合ったのは32年前、大学生のとき。
美術・芸術系の公立大学の4芸祭というお祭りをやりますが、
葉加瀬さんはその実行委員長で、僕も委員になりました。
ツナギを着て立て看板を書いていたので、
美術の人が趣味でヴァイオリンをやるのかと思うくらい
ヴァイオリンを弾いているところを見たことがなかった。
葉加瀬さんの稀にみるパフォーマンス力は
大学1年生・2年生の時から既に開きかかっていて、
クライズラー&カンパニー、ソロ活動と花開いていったと思います。
昨年は葉加瀬さんのCD(VIOLINISM III) にもフル参加しました。
15年前のメンバーでの合宿レコーディングでしたが、
自分たちがリフレッシュできる環境でのレコーディングで若返りました。
みんな15年 年をとっているので、昔より若干テンポが落ちたような気もしますが、
楽しいレコーディングでした。
昨年のツアーも、5人で思い切り完走したハッピーなツアーでした。」
葉加瀬さんのお話のつながりで、「Reminiscence ~回想~」 について。
「その葉加瀬さんがアルバム 『TODAY for TOMORROW』 に1曲参加してくれました。
葉加瀬さんと、同じく30年来の仲のピアニストの西村由紀江さんと、僕と、
3年前に初めてトリオで演奏して、すごくおもしろいなと思いました。
アルバムを作るときにこの3人でやれる曲を書こう! と思ったときに、
元気のいい曲というより、年をとってきたせいもあるかもしれませんが、
3人でこんなこともあったよな・・ って落ち着いた感じで振り返ってみようと
「Reminiscence」 という曲を書きました。」
ここで 「Reminiscence」 がかかりました。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 について。
「TODAY for TOMORROW という言葉に出会ったのは一昨年の年末。
トヨタ会館というところでコンサートをするときに
曲を作らせていただくことになりました。
家でトヨタの歴史をインターネットでものすごく調べていたら
TODAY for TOMORROW という言葉が出てきてすごく心にひっかかって、
じゃぁ、TODAY for TOMORROW という曲を作ろうと思いました。
これはとてもいい言葉で、こんなふうに解釈しました。
“今日がんばれば、明日はもっといい日になる。だから、今日がんばろう。”
これをトータルコンセプトとしてアルバム作りをスタートしました。
今回のアルバムは、このように依頼を受けて作った曲がけっこうあります。
自分の曲の作り方は、頭のなかで景色だったり情景、人の心の動きなどの
ストーリーやイメージ映像を決めてメロディを探す、ということが多いです。
“こんな感じの曲を” などの依頼は、曲づくりの大きなヒントになります。
自分の想いとメロディをリンクさせる作業に時間がかかりますが、
一生懸命考えてます。」
次の曲は、
今年50歳になりますが、まだまだ負けてられるか! という気持ちを表現した曲
という紹介で、「Lactic Acid」 がかかりました。
曲が終わったあとリスナーに「聞いてても疲れたでしょ?」って。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 のお話の続き。
「これまでのアルバムはセルフプロデュースでやってきました。
セルフプロデュースの良さもありますが、
自分を客観的に見ようとしてもなかなかうまくいかないこともあり、
今回は、僕の音楽をよく理解してくれて、気心も知れている、
二人旅で毎年長崎に来ている相方、光田健一さんにプロデュースをお願いしました。
光田さんは元々藝大の作曲科の方なのでオーケストレーションも素晴らしい。
そして、光田さんに感謝したいのは、
自分の良さと自分で思っているものでも、出し切るのは難しいけど、
いいところで褒めてもらえて、
でも自分の演奏の力が弱かったり小さくまとまると
「かしちゃんの歌ってそんなんじゃないでしょ、もう一回!」
と、全然オッケーをくれません。
おかげで、のびのび演奏することができました。
アルバムの中の 「シリウス」 という曲は、一度光田さんに提出したら
「かしちゃん、この曲でいいの?」 と言われました。
たぶんメロディが弱かったんだと思うんですが、
僕はその曲を珍しくコード(和音)から作りました。
やっぱり僕はメロディから作らないと
言いたいことが1曲で言えないんじゃないかと気づかせてくれました。
(光田さんに)「少し書き直したらいいよ」 と言われましたが、
全部書き直して全く違う曲 (シリウス2) を作りました。
いつもはチェロ・ピアノ・頭の中がリンクしながらメロディを作りますが、
自分がチェロで言いたいことは何か? ということだけを考えて
チェロだけでメロディを作った曲です。
星を見て人間が何を思うのか。
先に亡くなったり別れてしまったりした人を星に例えることがありますが
その時にどういう感情が起きるのだろう・・・というのがこの曲のテーマです。
そして「シリウス」 がかかりました。
二人旅について。
「光田さんとは30年前に出会っていますが、
一緒に音楽をやるようになったのは、2007年か2008年から。
僕がデュオのコンサートをすることになった時に(光田さんに)お願いして、
僕の自宅でリハーサルをして、1曲めが終わった時に
お互いに “今までなんで一緒にやってこなかったんだろうね” と思い、
“じゃぁ、一緒に旅に出よう” となりました。
いろんなところに僕らの音楽を待っていてくれる人たちがいて、
その人たちに一年に一回会いに行く、そんなツアーをしよう
ということで始まりました。
昨年は二人旅結成6年めにして初めてのアルバム 『Partiendo』 を出しました。
今年も30回弱のライブをおおくりする予定です。
2/9 に長崎、2/11 に福岡でやります。
ここで、“二人旅の鉄板ナンバー” という紹介で 「My Treasure」 がかかりました。
番組さいごのメッセージ
「TODAY for TOMORROW、今日がんばれば明日もっといい日になるよ、
という気持ちで僕は音楽をやれています。
2/9 の長崎の二人旅のライブ、ぜひ遊びに来てください。
二人でしゃべって、二人で演奏して、
長崎の皆さんと仲良くなったらさらにうれしいな。
僕らは何でライブをやってるんだろう? というと、
皆さんの笑顔が見たいから。
僕らが笑って、皆さんも笑えば、笑顔が連鎖して、
連鎖した笑顔はたくさんの人につながっていくと信じています。
そして僕は、
チェロという楽器はやっぱり敷居が高いと思われがちですが、
チェロが好きになってくれて、音楽が好きになってくれて、
楽しく音楽を聴いていただく、一緒に感じていただく、
一緒に演奏してる雰囲気になっていただく、
というのが好きで音楽をやっています。
長崎でのライブ、ぜひお出でください。
いろんな音楽を聴いて、皆さんに笑顔になっていただきたいと思います。
明日が皆さんにとって笑顔あふれる日になりますように! ということで、
最後の曲は 「Smile for You」 でした。
さすが柏木さん名義の特番ですから、柏木さんのあたたかいお声と、
いろんな曲がカットされずにタップり聞けて、聞きごたえのある番組でした。
radiko の放送を録音したのを通勤中に何度も聞きましたが、
満員の電車の中も、にこにこ(ニヤニヤ? ) しながら楽しく過ごせました。
二人旅のツアーは来月初めにはもう九州からスタートですね。
どこの会場もお客さんの笑顔でいっぱいになりますように
そして、30回弱って・・・去年よりかなり多くてうれしい
残りのツアースケジュールの発表が楽しみです。
Posted by あけみ at
16:46
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2018年01月20日
柏木さん初ライブ
1/17 の柏木さんの初ライブ、私は行けませんでしたが、
ツイッターやフェイスブックで写真を拝見しました。
VOLVOさんのおしゃれなショールームで限定50名、
黒スーツでキメた鳥山さんと柏木さんの
アコースティックな演奏を聞けるなんて、
いいなぁ・・・
クールで大人な雰囲気だったんでしょうか、
それとも楽しく盛り上がったんでしょうか?
ツイッターにセットリストを書いてくださった方がいらして、
ホントにありがとうございます。
「月からの使い」のソロ演奏もあったようで、ステキですね。
私の柏木さん初ライブは今月末の名古屋ブルーノートです。
楽しみすぎます
Posted by あけみ at
18:42
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2018年01月14日
1/13 CBCラジオ
昨夜のCBCラジオ「渡辺美香のWhat a Wonderful World」への柏木さんの出演、
地元の放送局で休日の番組なので、リアルタイムで聞けました。
この番組にはこれまでもたびたび出演して “準レギュラー”と言われてしまう柏木さん、
番組中でも「かしちゃん」「美香さん」と呼び合って、
リラックスした感じでお話が進みました。
まずは、昨年も忙しかったですね・・・ということで旅のお話から。
柏木さん「葉加瀬さんのコンサートは3ヶ月半で50公演あって、
旅から旅へという感じでしたが、僕は旅が大好き。
これだけ芸歴が長くなってくると、旅先で行くお店も
調べて行くというより、復習する感じ。
どこに行っても “ただいま!”、お店のかたも “あ、今年も来た” っていう感じです。
ライブも、そうなっていくのが一番いい。“帰ってきたよ~” なんて。
名古屋に来たら、名古屋がホームタウンと思ってやっているから、
そうやって、全国に “行く” んじゃじゃくて “帰る” っていうのがすごく好き。」
美香さん「ファンの方も、小さなライブハウスから葉加瀬さんのコンサートまで、
毎年自分へのご褒美みたいに待っていらっしゃる方が多いですね。」
柏木さん「音楽の持つ力っていろいろあると思うけど、
美香さんは歌を歌われますが、我々は歌詞がないので、
メロディに “想い” をのせないと伝わらない。
年をとってきて、その “想い” は年々強くなっている気がします。」
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 について
美香さん「忙しい中で、これだけの曲を生み出されていたんですね。」
柏木さん「前のアルバムから2年たって、その間に作っていた曲があるし、
今回のアルバムが決まってから作った曲もあります。
“TODAY for TOMORROW” という言葉が自分の中ですごく響いたから、
このアルバムができたかなと思ってます。
今日がんばらないと明日いい日にならない、だから今日がんばろうねと解釈してます。
それをみんなと共有して音楽を楽しむということがライブだから、
やっぱりお客さんの顔を見ながら、ひとつの輪になっていくのはステキなこと。」
ここで 「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
柏木さん「今回のアルバムで特徴的なのは、
これまでセルフプロデュースでやってきたけれど、
サウンドプロデューサーに光田健一さんをお迎えしました。
健ちゃんは大学でクラシックの作曲を学んでいて、
今回はオーケストラアレンジも多いです。
セルフプロデュースでやってきていると、
できのいいものを残そうとするやり方になってくるんです。
でも健ちゃんは、自分がうまく弾いたと思ったテイクはダメって言って
“それはかしちゃんの歌じゃない、もっと歌ってる” ということを言ってくれる。
アルバムの中の 「シリウス」 という曲は、1度提出した曲はボツりました。
僕はメロディから作ることがほとんどですが、
最初はコードから作ってメロディを後付けしたので
メロディが弱かったんだと思います。
健ちゃんから “これでいいのかい? ちょっと直そうよ” と言われて、全部書き直しました。
チェロだけでメロディを作って健ちゃんに再提出したら
“これを待ってたんだよ” と言われて、泣きそうになりました。
そういう信頼をおける人がプロデュースをしてくれたということは、
自分にとって今回のアルバムは大きな財産です。」
美香さん「かしちゃんもいままでいろんな方のプロデュースをする側でもあって
自分自身のこともプロデュースするわけですが・・・尊敬できる相方ですね。」
柏木さん「自分のことは客観的に見られないです。
一昨年に西村由紀江さんのプロデュースをしたときに
自分が(西村さんに)言ってたのと同じようなことを、健ちゃんから言われました。
自分がプロデュースしたいままでのアルバムが
良くないとは全然思っていないけど、
信頼している人に、自分が気付かない部分を
“ここがいい” と言ってもらえたのはすごくありがたい。」
次に「Lactic Acid」がかかりました。
柏木さん「伊藤ハルトシ君とライブをやろうということになったときに、
デュオの曲を作ろうと思い、
二人がイーブンな感じでメロディを交換しているアレンジにしました。
1曲弾くと腕がパンパンになります。無駄に体力を使うというか。
若いハル君でも弾き終わったら “ちょっ、ちょっと待ってください・・・” となりました。
よかった・・・自分だけじゃないんだ・・・って」
美香さん「チェロという楽器のありとあらゆる可能性を
知ってほしいという想いがここにもありますね。」
柏木さん「いろんなタイプの曲をいままでも作ってきているけど、
みなさんに “チェロっておもしろいですか? 楽しんでますか?”
ということを今年もやっていきたいです。」
最後に 「Reminiscence ~ 回想 ~」についてお話があった後、曲がかかりました。
柏木さん「去年と一昨年、復興支援音楽祭が東北であって、
葉加瀬さん、西村由紀江さん、と僕のトリオをやりました。
お互いは30年知っているのに三人で演奏することはあまりなく、録音物もなかった。
30年でどんなことがあったか曲にしたいなと思って、今回お願いしました。
三人って、二人とは違う会話が面白いと思う。
想いが交錯してたりとか、一方通行である時期があったりもするし。
こうだったね、って語れるような年齢になったから曲にしました。
ホントにこの二人にも感謝してます。
そして、この曲が映画『きらきら眼鏡』エンディングテーマに決定したこと、
1月31日名古屋ブルーノートのライブのご案内がありました。
柏木さんは番組やお相手のパーソナリティさんに合わせたお話の内容や話し方をされますが、
今回は美香さんがジャズヴォーカリストという同業者(?)でもあるからでしょうか、
アルバムプロデュースについての光田さんとのお話が、
具体的でお気持ちがよく伝わっておもしろかったです。
地方でのライブは“行く”んじゃなくて“帰る”というお話もいいですね。
地元でのライブのとき、「来ていただいてうれしいです」 とお話することはよくありますが、
これからは 「お帰りなさい」 にしようかしら。
地元の放送局で休日の番組なので、リアルタイムで聞けました。
この番組にはこれまでもたびたび出演して “準レギュラー”と言われてしまう柏木さん、
番組中でも「かしちゃん」「美香さん」と呼び合って、
リラックスした感じでお話が進みました。
まずは、昨年も忙しかったですね・・・ということで旅のお話から。
柏木さん「葉加瀬さんのコンサートは3ヶ月半で50公演あって、
旅から旅へという感じでしたが、僕は旅が大好き。
これだけ芸歴が長くなってくると、旅先で行くお店も
調べて行くというより、復習する感じ。
どこに行っても “ただいま!”、お店のかたも “あ、今年も来た” っていう感じです。
ライブも、そうなっていくのが一番いい。“帰ってきたよ~” なんて。
名古屋に来たら、名古屋がホームタウンと思ってやっているから、
そうやって、全国に “行く” んじゃじゃくて “帰る” っていうのがすごく好き。」
美香さん「ファンの方も、小さなライブハウスから葉加瀬さんのコンサートまで、
毎年自分へのご褒美みたいに待っていらっしゃる方が多いですね。」
柏木さん「音楽の持つ力っていろいろあると思うけど、
美香さんは歌を歌われますが、我々は歌詞がないので、
メロディに “想い” をのせないと伝わらない。
年をとってきて、その “想い” は年々強くなっている気がします。」
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 について
美香さん「忙しい中で、これだけの曲を生み出されていたんですね。」
柏木さん「前のアルバムから2年たって、その間に作っていた曲があるし、
今回のアルバムが決まってから作った曲もあります。
“TODAY for TOMORROW” という言葉が自分の中ですごく響いたから、
このアルバムができたかなと思ってます。
今日がんばらないと明日いい日にならない、だから今日がんばろうねと解釈してます。
それをみんなと共有して音楽を楽しむということがライブだから、
やっぱりお客さんの顔を見ながら、ひとつの輪になっていくのはステキなこと。」
ここで 「TODAY for TOMORROW」 がかかりました。
柏木さん「今回のアルバムで特徴的なのは、
これまでセルフプロデュースでやってきたけれど、
サウンドプロデューサーに光田健一さんをお迎えしました。
健ちゃんは大学でクラシックの作曲を学んでいて、
今回はオーケストラアレンジも多いです。
セルフプロデュースでやってきていると、
できのいいものを残そうとするやり方になってくるんです。
でも健ちゃんは、自分がうまく弾いたと思ったテイクはダメって言って
“それはかしちゃんの歌じゃない、もっと歌ってる” ということを言ってくれる。
アルバムの中の 「シリウス」 という曲は、1度提出した曲はボツりました。
僕はメロディから作ることがほとんどですが、
最初はコードから作ってメロディを後付けしたので
メロディが弱かったんだと思います。
健ちゃんから “これでいいのかい? ちょっと直そうよ” と言われて、全部書き直しました。
チェロだけでメロディを作って健ちゃんに再提出したら
“これを待ってたんだよ” と言われて、泣きそうになりました。
そういう信頼をおける人がプロデュースをしてくれたということは、
自分にとって今回のアルバムは大きな財産です。」
美香さん「かしちゃんもいままでいろんな方のプロデュースをする側でもあって
自分自身のこともプロデュースするわけですが・・・尊敬できる相方ですね。」
柏木さん「自分のことは客観的に見られないです。
一昨年に西村由紀江さんのプロデュースをしたときに
自分が(西村さんに)言ってたのと同じようなことを、健ちゃんから言われました。
自分がプロデュースしたいままでのアルバムが
良くないとは全然思っていないけど、
信頼している人に、自分が気付かない部分を
“ここがいい” と言ってもらえたのはすごくありがたい。」
次に「Lactic Acid」がかかりました。
柏木さん「伊藤ハルトシ君とライブをやろうということになったときに、
デュオの曲を作ろうと思い、
二人がイーブンな感じでメロディを交換しているアレンジにしました。
1曲弾くと腕がパンパンになります。無駄に体力を使うというか。
若いハル君でも弾き終わったら “ちょっ、ちょっと待ってください・・・” となりました。
よかった・・・自分だけじゃないんだ・・・って」
美香さん「チェロという楽器のありとあらゆる可能性を
知ってほしいという想いがここにもありますね。」
柏木さん「いろんなタイプの曲をいままでも作ってきているけど、
みなさんに “チェロっておもしろいですか? 楽しんでますか?”
ということを今年もやっていきたいです。」
最後に 「Reminiscence ~ 回想 ~」についてお話があった後、曲がかかりました。
柏木さん「去年と一昨年、復興支援音楽祭が東北であって、
葉加瀬さん、西村由紀江さん、と僕のトリオをやりました。
お互いは30年知っているのに三人で演奏することはあまりなく、録音物もなかった。
30年でどんなことがあったか曲にしたいなと思って、今回お願いしました。
三人って、二人とは違う会話が面白いと思う。
想いが交錯してたりとか、一方通行である時期があったりもするし。
こうだったね、って語れるような年齢になったから曲にしました。
ホントにこの二人にも感謝してます。
そして、この曲が映画『きらきら眼鏡』エンディングテーマに決定したこと、
1月31日名古屋ブルーノートのライブのご案内がありました。
柏木さんは番組やお相手のパーソナリティさんに合わせたお話の内容や話し方をされますが、
今回は美香さんがジャズヴォーカリストという同業者(?)でもあるからでしょうか、
アルバムプロデュースについての光田さんとのお話が、
具体的でお気持ちがよく伝わっておもしろかったです。
地方でのライブは“行く”んじゃなくて“帰る”というお話もいいですね。
地元でのライブのとき、「来ていただいてうれしいです」 とお話することはよくありますが、
これからは 「お帰りなさい」 にしようかしら。
Posted by あけみ at
16:02
│Comments(0)
2018年01月07日
1/5 FM COCOLO
年初はじめての柏木さんのお声が聞けた番組、
1月5日の FM COCOLO 「Billboard PREMIUM PLUS」 を聞きました。
チェロを持ってスタジオに入った柏木さんに、パーソナリティのキヨミさんは
「こんなに至近距離でチェロを見るのは初めて」ということで大喜び。
早速、即興演奏をリクエスト。
お題は「週末の大人の夜」
ゆったりとした低音のメロディは、静かな路地裏を二人で歩いているイメージ、
途中で高い音にぴょんって飛んだのは「あ、ちょっと飲みに行きたい」と
バーへ寄ってしまった・・ところだそうです。
即興演奏するときは、お題をいただいて絵を思い浮かべるそうですが、
柏木さん「僕たちは歌詞が無いので、メロディで自分の考えていた景色とか状況を
わかってもらおうとしています。
音色とか使う音の高低とかを使い分けて自分が思っているイメージのメロディを弾いてます。」
ここで実際にチェロで音を出しながら、
「シチュエーションに応じて、(弦に触れる弓の)毛の量とか弾き方を変えます。」と
同じ高さの音で、薄い音と濃い音の弾き分けを実演しながら説明されました。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 を聞いたキヨミさんの感想は、
「最初に車の中で聞いたらドライブが快適になりました。
自然に笑顔が浮かんでくる感じ。明るいアルバムですね。」
柏木さん「チェロって割と地味とか目立たないとかやさしいとか言われますが、
チェロは確かに深い音とかやさしい音を出すことが得意な楽器だけど、
固定概念にとらわれないでいろんなチェロの顔を聞いてほしい。
チェロっておもろいと思ってほしい。」
ここで曲がかかりました。「Smile for You」
次にかかった曲が「SMASH!」。
この曲については柏木さんから。
「僕は曲を作るとき、とにかくメロディが先ですが、
この曲だけはリズムとベースラインを決めて、メロディを後から付けました。」
アルバム『TODAY for TOMORROW』について
キヨミさん「タイトルがいいですね。明日のために今日がある。がんばろ~」
柏木さん「いい言葉に出会いました。明日のために今日があるのは人間だけ。
他の動物は今日生きるので精一杯。
明日のために今日がんばることが大事なのは誰しもが思うことなので、
アルバムを聞いてそんなことを感じてもらえたら幸せ。
(アルバム制作を)毎回自分でやっているものを
僕のことをわかっている人の目から見てほしいと、
今回は光田健一さんにサウンド的なプロデュースと、
アレンジも7割くらいお願いしました。
アレンジとかプロデュースを自分一人の頭の中でやっているより何倍も広がったし、
自分のアルバムの中でも今回は特別な1枚になった感じはあります。
チェロは敷居が高いと思われがちですが、
世の中には素晴らしいチェリストがたくさんいて、
いろんなチェリストの音楽を聞いてほしいけど、
まず取っ掛かりが「え~ 、チェロって・・・」とならないことは何かな?
というのが僕のテーマ。」
2/1 ビルボードライブ大阪のリリース・プレミアム・ライブについて
柏木さん「終わったときに、感動しましたとか良かったですと言われるのも
もちろんうれしいけれど、「あ~、おもしろかった!」と言ってもらえるのが一番。
おもしろかったと言ってもらえるのは何かな、と考えてます。
POPに聞いてほしいし、チェロの良さも同時に味わえるような
そんな楽しい時間にしたいと思っています。」
この番組は初めて聞きましたが、
「Billboard Live大阪」 でこれから行われるライブの紹介のほか、
ライブの模様を一部放送したり、リスナーをライブへ招待もしているようで、
いい番組だなぁ。
1時間番組のうち30分近くがゲストコーナーで、お話がたっぷり聞けました。
柏木さんが出演された日の番組ブログ
偶然とは思いますが、柏木さんのゲストコーナーの後に
榊原大さんの今月神戸でのソロコンサートの宣伝もあってにんまり。
1月5日の FM COCOLO 「Billboard PREMIUM PLUS」 を聞きました。
チェロを持ってスタジオに入った柏木さんに、パーソナリティのキヨミさんは
「こんなに至近距離でチェロを見るのは初めて」ということで大喜び。
早速、即興演奏をリクエスト。
お題は「週末の大人の夜」
ゆったりとした低音のメロディは、静かな路地裏を二人で歩いているイメージ、
途中で高い音にぴょんって飛んだのは「あ、ちょっと飲みに行きたい」と
バーへ寄ってしまった・・ところだそうです。
即興演奏するときは、お題をいただいて絵を思い浮かべるそうですが、
柏木さん「僕たちは歌詞が無いので、メロディで自分の考えていた景色とか状況を
わかってもらおうとしています。
音色とか使う音の高低とかを使い分けて自分が思っているイメージのメロディを弾いてます。」
ここで実際にチェロで音を出しながら、
「シチュエーションに応じて、(弦に触れる弓の)毛の量とか弾き方を変えます。」と
同じ高さの音で、薄い音と濃い音の弾き分けを実演しながら説明されました。
アルバム 『TODAY for TOMORROW』 を聞いたキヨミさんの感想は、
「最初に車の中で聞いたらドライブが快適になりました。
自然に笑顔が浮かんでくる感じ。明るいアルバムですね。」
柏木さん「チェロって割と地味とか目立たないとかやさしいとか言われますが、
チェロは確かに深い音とかやさしい音を出すことが得意な楽器だけど、
固定概念にとらわれないでいろんなチェロの顔を聞いてほしい。
チェロっておもろいと思ってほしい。」
ここで曲がかかりました。「Smile for You」
次にかかった曲が「SMASH!」。
この曲については柏木さんから。
「僕は曲を作るとき、とにかくメロディが先ですが、
この曲だけはリズムとベースラインを決めて、メロディを後から付けました。」
アルバム『TODAY for TOMORROW』について
キヨミさん「タイトルがいいですね。明日のために今日がある。がんばろ~」
柏木さん「いい言葉に出会いました。明日のために今日があるのは人間だけ。
他の動物は今日生きるので精一杯。
明日のために今日がんばることが大事なのは誰しもが思うことなので、
アルバムを聞いてそんなことを感じてもらえたら幸せ。
(アルバム制作を)毎回自分でやっているものを
僕のことをわかっている人の目から見てほしいと、
今回は光田健一さんにサウンド的なプロデュースと、
アレンジも7割くらいお願いしました。
アレンジとかプロデュースを自分一人の頭の中でやっているより何倍も広がったし、
自分のアルバムの中でも今回は特別な1枚になった感じはあります。
チェロは敷居が高いと思われがちですが、
世の中には素晴らしいチェリストがたくさんいて、
いろんなチェリストの音楽を聞いてほしいけど、
まず取っ掛かりが「え~ 、チェロって・・・」とならないことは何かな?
というのが僕のテーマ。」
2/1 ビルボードライブ大阪のリリース・プレミアム・ライブについて
柏木さん「終わったときに、感動しましたとか良かったですと言われるのも
もちろんうれしいけれど、「あ~、おもしろかった!」と言ってもらえるのが一番。
おもしろかったと言ってもらえるのは何かな、と考えてます。
POPに聞いてほしいし、チェロの良さも同時に味わえるような
そんな楽しい時間にしたいと思っています。」
この番組は初めて聞きましたが、
「Billboard Live大阪」 でこれから行われるライブの紹介のほか、
ライブの模様を一部放送したり、リスナーをライブへ招待もしているようで、
いい番組だなぁ。
1時間番組のうち30分近くがゲストコーナーで、お話がたっぷり聞けました。
柏木さんが出演された日の番組ブログ
偶然とは思いますが、柏木さんのゲストコーナーの後に
榊原大さんの今月神戸でのソロコンサートの宣伝もあってにんまり。
Posted by あけみ at
00:32
│Comments(0)
2018年01月01日
あけましておめでとうございます
いつも らら家 とブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
ライブでお会いした方や、知り合った方に
「ブログ見てます」と言っていただけることもあってうれしいです。
柏木さんのことを、特にライブの楽しさを書き残しておきたい、知っていただきたい、
という気持ちでマイペースで続けております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明け早々に、「かしちゃんねる」にムービーがアップされて大喜び
ファンクラブからステキな年賀状 も届きました。
そして、葉加瀬さんのファンクラブからの年賀状に爆笑
今年も、柏木さんをはじめ応援している・気になっているミュージシャンの方々のライブに
たくさん行けるといいなぁぁぁ
Posted by あけみ at
11:29
│Comments(0)