2018年01月28日

1/19 文化放送「ガキパラ」

1/19(金) 文化放送「楽器楽園 ~ガキパラ~」に柏木さんが生出演
ということで、「ガキパラ」を初めて聞きました。

ラジオの音楽番組はたくさんありますが、
「楽器」をテーマにした番組はユニークですね。
パーソナリティの岡部磨知さんはヴァイオリニスト、
武田真治さんは俳優でサックスプレーヤー、
番組のスポンサーはさすがのYAMAHAさん。
柏木さんはサイレントチェロとアコースティックのチェロと
両方持って来られていました。

柏木さんと岡部さんはストリングス関係の新年会でお会いしたばかり、
武田さんとは初めまして、だそうです。
岡部さんから柏木さんのプロフィールの紹介があると、
武田さんからみた柏木さんは「偉大な人」「先生」。キラキラ
葉加瀬さんのアルバムのサウンドプロデュースと
コンサートの音楽監督をしていたというお話で、
武田さん「葉加瀬さんを監督する人がいるんですね?」
柏木さん「監督っていうか、むこうの方がエラいから。顔2
でも出会って30年以上だから、フランクな感じで、
葉加瀬さんとお客さんの距離感が近くなるにはどうしたらいいか、
自分なりにこうしたらいいんじゃないの・・と言うだけです。顔1

サイレントチェロの開発に携わったというお話では、
柏木さん「どうしたら音がよりリアルになるか、ということを協力しました。
サイレントチェロって、チェロではなくてサイレントチェロなので、
いろんな形で楽しむことができます。
ロックバンドの中にいても十分存在感が出せるし、エフェクターでも遊べるし、
チェロをポップに使いたい人にはいいんじゃないかなと思います。」

サイレントチェロで何か弾いてください・・のリクエストに、
柏木さん「何弾く? たとえば、おくりびととか?」
武田さん「さらっとカジュアルにやっていただける、偉大な方なんですね。」
柏木さん「わりと何でもやらせていただきます。オーケー

ここで、「Reminiscence ~回想~」がかかりました。

武田さん「極上のサウンドですね。」
柏木さん「これまでセルフプロデュースでアルバムを作ってたんですけど
プロデューサーに光田健一さんを招いて、
クラシックのオーケストラのアレンジも書ける方なんですが、
クラシックとポップスの枠を取っ払った
いろんな味わい方ができるアルバムになってます。」

岡部さん「ご自身のことを “チェロ芸人” と言われてますが、
なぜ芸術家ではなくて芸人なんでしょうか?」
柏木さん「僕は芸術家じゃないし、アーティストじゃないと思ってます。
芸術家というのはその人のところへ聞きに行くという感じ、
芸人さんって、ラジオで聞いてもテレビを見ても、劇場で見ても、
自分たちの近くに来てくれそうな感じがします。
チェロって敷居が高いと思われがちだけど、僕はみんなの近くに行って演奏したいから。」

武田さん「先生、芸人さんとおっしゃるなら我々のお願いを聞いてもらえますか?」
ということで、柏木さんが番組のジングルを作ることに。
短い即興演奏のあと柏木さんのお声で「ガキパラ!」 という新しいジングルができました。

続いて、柏木さんがチェロを始めた子供のころのお話、
アルバム 『TODAY for TOMORROW”』 と
“Made in musicasa” コンサートのご案内のあと
いよいよスタジオセッション。

武田さんは「ヤバイよ、ガキバラ最難度のセッションになるんじゃない?」
柏木さんも「緊張感のあるセッションですね。」
と言われてましたが、柏木さんが用意した曲は「相思華」。
番組が始まる前に一度リハーサルをしただけとのことでした。
メロディを弾くヴァイオリンが美しくてしなやかな強さもあって、
サックスのアドリブもかっこよくて、
生放送なのに難しい曲のチャレンジ・・・すごかったです。顔8
聞き終わったとき思わず 「イェ~イびっくり」 と言ってしまいました。

さいごに柏木さんから
「チェロっていろんな可能性があると思っていて、
優しく弾くとみなさんに思われているんだけど、
激しかったり、時には叩いたりする音もあったりするので
コンサートにいらしていただいて
チェロのいろんな顔を見ていただけたらうれしいです。」


番組のブログ にお三方のステキな写真が。
サイレントチェロさんもお久しぶりに見られました。