2017年06月19日

こころに響く、ヒーリングライブ

2017年6月17日(土) 日経ホール
NAOTO(vl)、啼鵬(bn)、榊原大(p)、柏木広樹(vc)
越田太郎丸(g)、一本茂樹(b)、齋藤たかし(ds)

今年で8回めの、600名ご招待のヒーリングライブ、
今回はあらかじめメンバーが公表されていて、
柏木さんのご出演もわかっていたので応募しました。
私は落選でしたが、お友達からチケットをゆずっていただいたので、
初めて行くことができました。
(ありがとうございますハート3

会場は大手町のビル街にあるはじめての日経ホール。
ん?働き方改革セミナー・・・?
癒されに行く感じがあんまりしない(笑)案内板




開演前は二人旅さんの「Partiendo」がずっとかかっていました♪




まず、くすりの福太郎の社長さんのご挨拶。
コンサートは休憩なしの1setで約2時間でした。


-柏木さん・啼鵬さん以外の5人で-
Progress (NAOTO)
strings shower (NAOTO)
Beautiful Mind (NAOTO)

-柏木さんが入り、NAOTOさんが抜けて5人で-
森林特急 (柏木広樹)

-NAOTOさんが戻って6人で-
悪童 Opening Credits (NAOTO)

-啼鵬さんが入り、NAOTOさんが抜けて6人で-
Three gentlemen (啼鵬)

-全員で-
リベルタンゴ(アストル・ピアソラ)
希望のうた〜カワセミのように〜 (NAOTO、柏木広樹、啼鵬)

-啼鵬さんが抜けて6人で-
tomorrow (NAOTO)
Si-So♪Dance (NAOTO)
Glowing (NAOTO)

アンコール
-NAOTOさん・啼鵬さんのデュオで-
想いの届く日 (カルロス・ガルデル)

-全員で-
HIRUKAZE (NAOTO)


はじめの3曲は柏木さん、啼鵬さんはお休み。
(ゲストのような扱いなんでしょうか?)
前半はNAOTOさんの新譜「Gift」の曲を中心に軽快に。
ソロ回しも随所にあって、メンバーさんもフィーチャーされます。

「森林特急」はNAOTOさんが引っ込んでしまい(びっくり)、
柏木さんのコーナーに。
ピアノの大さん、ギターの太郎丸さんのお二人は
「Cellos LIFE」のアルバムと同じですね。

「悪童 Opening Credits」はキレキレのカッコイイ曲ですが、
一本さんはエレキベース、柏木さんの激しいソロもありました。

ここで啼鵬さんが登場してオリジナルの「Three gentlemen」。
NAOTOさんはまた引っ込んでしまいました。
柏木さんがメロを弾くことが多く、チェロがたっぷり聞けました。

「リベルタンゴ」はヴァイオリンとチェロの
クラシカルな二重奏のようなイントロがついた
スペシャルバージョン。
全員のソロもあって熱かったーっ炎

「希望のうた〜カワセミのように〜」は
NAOTOさん、柏木広樹さん、啼鵬さんの共作で、
この日に演奏するにはぴったりの曲。
エレキベースのソロがステキでした。
お客さんがコーラスで参加する部分がありました。
(事前練習もありました。)
コーラスは柏木さんの発案だったそうです。
柏木さんらしくて、にっこりです。顔2

ここからラストまでの3曲は、
客席はオールスタンディングで手拍子したり飛び跳ねたりワイパーしたり。
「えっ、ヒーリングライブで立つの?」と思ったのですが、
NAOTOさんのライブですからね。
いろんな癒され方があります。

「Si-So♪Dance」では柏木さんのエビゾリと、
NAOTOさんのブリッジが出ましたびっくり

「Glowing」はNAOTOさんのアルバム「Gift」でも
柏木さんがフィーチャーされていますが、
チェロがメロを弾いたり、チェロのソロもありました。

アンコールはまずNAOTOさんと啼鵬さんのデュオで1曲。
この「想いの届く日」のお二人のデュオの演奏は、
YouTubeで聞くことができます。

そして最後はまた全員がステージに戻って、
「HIRUKAZE」をにぎやかに。

はい、楽しく癒していただきました。顔2

終演後は、お客さんの中から選ばれた方による
NAOTOさんへの花束贈呈、
つるはグループ関東運営本部長さんのご挨拶、
で閉会となりました。

当日MCをされた田添菜穂子さんのブログにNAOTOさんのお写真があります。


今回の応募総数は過去最高だったそうです。
相変わらずすごい人気ですねぇ。。。
ライブ中のトークで、みんなが何口応募したか・・というお話がありましたが、
1口でも当選した方が何人もいらっしゃって、オドロキました。強運な方たちキラキラ2

来年も9回めがあるみたいです。
今年みたいにメンバーさんが最初から公表されますように(祈)

そして、お土産をこんなにいただきました。
なんだかもう、かえってアレしちゃって・・・
ライブの帰り道はいつも、楽しい余韻で足取りが軽いんですが、
この日ばかりは・・・お、重っ・・・汗・涙1

  

Posted by あけみ at 22:50Comments(0)ライブ

2017年06月14日

VIOLINISM III

葉加瀬太郎さんの新譜情報がアマゾンに出て、
めちゃめちゃ気になってます。
「VIOLINISM III」 ですってーー矢印1矢印1矢印1

商品の説明には、
2002年に発表したVIOLINISM II のメンバー
ギター天野清継、ピアノ榊原大、チェロ柏木広樹、コントラバス西嶋徹
そして、新たにプロデューサとして鳥山雄司を起用しての作品となる。
とあります。

柏木さんは先週から今週にかけて
合宿レコーディングをされたようですが、
このアルバムなんでしょう。。。
楽しみすぎますハート3

葉加瀬さんのアルバムの中で「VIOLINISM I II」が一番好きで、
そのレコーディングメンバーでのコンサートツアーも大好きで、
その昔、夢中になって追っかけてました。(遠い目)

長年密かに再演を望んでいましたが、
今年の葉加瀬さんのツアーが
このレコーディングメンバーだったら・・・と妄想してます。
夢は叶うのでしょうかはてな

期待しずぎて、行く予定の公演をじわじわ増やしています。


幸運な機会があってサインをいただけたCD。2000年でした。
ジャケット中面の写真では、
ひまりちゃんがまだ赤ちゃんで、柏木さんがだっこしてます。

  

Posted by あけみ at 23:10Comments(0)

2017年06月12日

OTTAVA Salone

6月6日、インターネットラジオOTTAVAの「OTTAVA Salone」に
柏木さんがゲスト出演されたときのお話の内容です。

放送日は仕事で帰宅が遅くなり、
最初の十数分は聞けませんでした。
私が聞き始めたときはプロフィールをご紹介されていて
その前に 「Cielo Azul」 がかかったようです。


6月6日は「習い事を始めるのによい日」ということで、
柏木さんがチェロを始めたきっかけの話から。
3歳から、ピアノの先生であるお母様からピアノを習っていて、
7歳の時にピアノをやめたくなり、
やめる代わりにお母様が用意されたのがチェロでした。
(柏木さんのファンからすれば、お母様ナイス!です)
チェロは最初にさわったときから、
「あ、これいいかも」と思って、
一度もイヤにならなかったそうです。

(いつもいろんな活動をされていますが、という質問に)

チェロから離れたことはやっていないけれど、
音楽は何でもいいと思っていて、
音楽を聞いて喜んでもらうために、
僕等はいろんなことを考えなきゃいけない。
みんながニコッとしながら聞いてくれるのが好きです。

(ライブ中のトークや、二人旅での楽曲解説について)

お客さんは音楽が好きな人が多いけれど、
楽曲について、どうしてそうなったかを
知るチャンスは少ない。
光田さんのように作曲の勉強をした人が
実はこういう構造になっている曲なんですということを
よりやさしく解説すると、
お客さんの方も想像や妄想ができます。
音楽は耳できいているだけではなくて、
全身で聞いていたりするんです。
脳でも聞いています。
曲のことを知れば知るほど楽しみやすくなります。
みんなが音楽をどんどん好きになって、
ライブを聞きに行くのでも、
ライブに「参加している」というふうになれば
デュオのライブでも3人めの演奏者になれます。

(ドリトル先生シリーズについて)

ドリトル先生シリーズを読んだのは100回以上。
今でも家のスタジオにあります。
自分でソロアルバムを出すようになって、
何かひとつライフワークみたいなことが
あってもいいかなと思って、
ドリトルさんの話とか登場するキャラクターについて
自分が妄想したものを聞いてもらうのは
楽しいんじゃないかなと思って始めました。
一冊の本を自分なりに5分の曲に
まとめる作業はすごくおもしろいです。

(映画「おくりびと」での本木雅弘さんへの演奏指導について)

人は年をとると関節が固くなりますが、
本木さんも、ゴツっとした手をされていて、
最初はチェロを弾くにはキビシイかなと思いました。
1回めのレッスンの終わりに、本木さんが
「僕はチェリストの役を演じるつもりはありません。
チェリストですから」と言われました。
2回めのレッスンの時、1回めのレッスンで
教えたこと以上のことをされてびっくりしました。
ふつう映画とかドラマでは、演じるところだけを
練習することがほとんどなんですが、
この際、チェロを好きになっていただくのがいいと思って
音階からはじめました。
演技をするということに誇り高い方です。
自分も舞台で演奏する身として、
そこまで誇り高く自分の仕事を考えることは
本当にすごいと思いました。
本木さんは僕の先生です。

(チェリストである自分について)

僕にはチェロしかないので、
いろんなことをさせていただいても
最終的に自分で曲を書いて、人前で弾いて、
チェロで何をしゃべろうかということがすべてです。
もっとみんながハッピーになってくれるためには
どうしたらいいかってことばかり考えている。
チェロってクラシックでしょ?と思われるけど、
もっと広まって、当たり前に聞いてもらえたらいいな。

ここで二人旅の「Partiendo」がかかりました。

(光田健一さんと二人旅について)

光田さんとは学生の頃面識があり
卒業してからもお互いの活動は知っていました。
ある時デュオの仕事ではじめて一緒にやったとき
「俺たち何でいままで一緒にやってなかったのかな?」
という話になり、いきなり
「ケンちゃん、二人で旅に出よう。
旅をしていろんなところで弾こう。」って始めました。
音楽の中での二人の会話がすごく楽しい。
40歳を超えて、いいことも、
自分の失敗も含めて良くないこともいろいろ経験して、
二人の音楽を純粋に自然に考えられるパートナーになりました。
若いころにデュオをやっていたら
一年くらいでケンカしてやめていたかも・・・?

(光田さんとの共作について)

僕がメロディを途中まで書いて、メールで送信します。
ケンちゃんがバシッとした曲にして戻してくれます。
それに文句を言ったことはありません。
自分がやりたかったこと以上のことになっているし、
ここはケンちゃんの色が出ているとか、
僕は演奏でこういうふうにしよう・・とか妄想します。

ケンちゃんには、チェロっぽくないよねってよく言われます。
歌っているみたいだねって。
それはすごくうれしいです。メロディは全部歌なので。
ケンちゃんが美しく仕上げた曲を、
こんどは自分の歌にする、というのがキャッチボール。
ケンちゃんは、お客さんの笑顔と、
音楽を花開かせることが大好きな人。

ここで、「そして僕等は旅をする」と「水の街」の
2曲がかかりました。

(引き続き、光田さんと二人旅について)

二人旅のCDに関しては、レコーディングは
このスタジオ以外考えられませんでした。
僕たちがいま何をしたいか、何をすべきか
二人で合議がされていて、こういう音になっています。
いま共作ということにスポットを当てていて、
来年の二人旅のライブにも
新曲を持っていくことは間違いありません。
お互いのスケジュールを合わせるのが難しいけど、
無理のないペースで、
こんどお客さんに言わなければいけないことはコレだよね、
という二人のコンセンサスがピシッと来たときに
またアルバムを作ると思います。

最後に「Alegria」がかかりました。


1時間ほどのコーナーでしたので、
おしゃべりがたっぷりありました。
「おくりびと」の本木さんのこと、
光田さんとの二人旅のお話も、
まとまって聞いたことのない方には、
興味深いお話だったのではないでしょうか。
いつもながら、柏木さんはお話が上手で
楽しくてわかりやすいです。
そして、お話の内容はマジメというか誠実なんですよね。。。顔1
  

Posted by あけみ at 23:36Comments(0)

2017年06月08日

チェロ・アコースティック・コンサート feat.沖仁

6/3(土) かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
柏木広樹(vc) 松本圭司(p) スペシャルゲスト 沖仁(g)




1st

柏木さん、松本さんのデュオで

大地を繋ぐ樹の下で
Vitamin Color
リブラ (松本圭司)
子犬のショーロ

沖仁さんが加わってトリオで

マドリードの花市場 (沖仁)
地平線の向こうで

2nd

柏木さん、松本さんのデュオで

タラのテーマ
航海記
水の街

沖さんが加わってトリオで

ドリームボックス
Torbellino!

アンコール
トリオで
アランフェス協奏曲~スペイン
柏木さん、沖さんのデュオで
お別れの歌 (沖仁)


スペシャルすぎるゲストもいらっしゃる
お初な組み合わせのメンバーで、
音が良いと評判のホール、ということで、
とても楽しみにしていました。

はじめの「大地を繋ぐ樹の下で」からもう
美しい音と響きにうっとりです。
ピアノとデュオで演奏されることが多いこの曲ですが、
松本さんの描く景色も他の誰とも違って、
ピアノソロのとき、柏木さんが
「もう、たまらんっ」という表情をされていました。

「リブラ」は松本さんが制作中の新譜「STARGAZER」から。
十二星座の名前が曲名になっているそうなので、
「Libra」と書くのでしょうか。

沖仁さんは、1st セットさいごの2曲で登場。
「マドリードの花市場」を
沖さんの新譜「Clasico」で聞いた柏木さんは、
「スペインにある曲なのかと思った」そうですが、
沖さんのオリジナルです。
私もスタンダードだと思いましたが、
フレアスカートをはいた少女がくるくる踊っているような、
明るくかわいらしい曲でした。

「地平線の向こうで」は、
沖仁君が入ったらどうなるんだろう?
と思ってリハーサルをしたら、
思ってたより100倍よかったそうです。
たっぷりのギターソロもあって、
柏木さんも演奏しながらとてもうれしそうでした。

2nd もはじめはデュオで。
ライブで聞いたことがある曲も松本さんの演奏で
私は新鮮でした。

沖さんが入った「ドリームボックス」は、
ギターソロもピアノソロも切なくて美しくて、
チェロは優しく寄り添うようでした。

クライマックスの「Torbellino !」は
期待はしていましたが、やっぱりすごかった 炎
柏木さんは作曲するとき、
沖さんをイメージしていて
仮タイトルは「沖仁」(びっくり)だったそうです。
今回共演して、「夢が叶った」と言われてました。

アンコールは、2曲。
「スペイン」は「Torbellino !」に負けないくらい激しい!
ギターもピアノも、長くて熱いソロがありました。
最後は沖さんオリジナルの「お別れの歌」で
落ち着いて楽しいコンサートの余韻を楽しみました。

終演後は柏木さんの握手会がありました。


会場のシンフォニーヒルズとアイリスホールは
「Best Wishes」のジャケット写真が撮影されたところ、
ということで、ウチに帰ってからアルバムを見てみました。
なるほど・・・です。

もしかしてこの階段も・・・?




今回はじめて正面入り口のモーツァルトさんをちゃんと見ました。




週末の昼公演でしたので、
私には日帰りできるのでありがたかったです。顔1  

Posted by あけみ at 00:36Comments(0)ライブ

2017年06月05日

ライナーノーツ

二人旅さんの「Partiendo」特設ページで、
ライナーノーツがアップされました!

とっても楽しみに待ってました。顔5

二人旅のライブで、曲紹介やMCで話されたこともありますが、
読み物になっているとまたよくわかっていいんですよね。
書くのは大変だったでしょうが。。。

読んだ後では、もっと深く曲を味わえたり、
イメージが(妄想も?)もっと広がったりしそうです。
また「Partiendo」が聞きたくなりました。

そしてお二人とも、相手への敬意ハート1にあふれていてステキです。  

Posted by あけみ at 23:54Comments(0)