らら家

1月から始まった「二人旅」のツアー27公演が無事に終わりました。
柏木さん、光田さん、お疲れさまでしたぁーーー
今年も楽しい楽しいライブをありがとうございました。

今年は交通トラブルや事件（？）は無かったようで、
各地で SOLD OUT も続出する盛況で、本当に良かったです。

2月に静岡（浜松市）公演に行ったときのレポは　こちら　です。
たぶんこれが標準のセットリストだと思います。

「二人旅」は地元近くに来てくれるし、
お二人と客席が近くて程よい大きさの会場が多いし、
お二人の演奏がたっぷり聞けるし、
（メンバー二人だから演奏休んでるヒマないし）
サイン会があって直接お話できるチャンスがあるし、
お二人をとても身近に親しく感じられていいんですよね～
何より、めちゃめちゃ楽しいし、
都合がつく限り何度も行きたくなってしまいます。

お二人ともお忙しいですが、
これからも公演地が増えていくといいですね。
2nd アルバムも早くできるといいんだけどなぁ・・・


最近、仕事でテンパってるときに、頭の中で二人旅さんの「３・３・７」（仮題）が鳴るんです。
お客さんが手拍子で参加したあの部分がぐるぐると。
自分で自分を応援してるのかな
なんか自分にとって心に残るメロディなんでしょうね  

柏木さんが 6/24（月）に生出演された
広島エフエム 「DAYS !」 を radico で聞きました。

7/27の広島でのライブのお知らせなど、20分ほどのご出演でした。


自己紹介は、
「お久しぶりでございます。チェリスト柏木広樹でぃ～す、デイズ」

まずは柏木さんがお持ちになっているチェロについて

「よくわからないのですが、250年くらいはたってます。
　弦楽器は経年劣化じゃないんですね。
　300年くらいまではどんどん音が良くなるとされています。
　ストラディバリウスなどは300年以上たつ強い楽器もあります。」

メンテナンスがたいへんでしょうね、との質問には

「毎日、お酒を飲みながら磨く、みたいな（笑）
　でも拭くことくらいで、
　実はちゃんとしたメンテは自分ではできないです。
　本格的に熱が出てから病院に行くのではなくて、
　あ、風邪かもしれないなと思ったら楽器屋さんに持っていって
　調整してもらったり、とかあります。」

そこで、パーソナリティさんからギモンが。
柏木さんは楽器をアグレッシブにも使いますよね？

「実は、バンドでライブをやるときは、この楽器じゃないんです。
　ドラムと一緒にやるために、
　僕なりにちょっと改造している楽器を使っているので、
　そっちの楽器はもうちょっと若くて、130年くらいです。」

それを聞いて私も、パーソナリティさんと同じこと思いました。
若いといっても130年


即興生演奏のお題は 「花火」 でした。
どんっ！と上がっていく花火のようすや、
低いところでパチパチはじける音も聞こえました。


7/27 のライブについて

「今回はツインチェロとピアノのライブです。
　昼の部と夜の部はかなり違います。
　
　昼間の公演は、もちろん楽しいライブにはしますが、
　8月が近い広島での公演で、
　チェロの音は平和の象徴ということもあって、
　平和って何だろう・・・というような曲もやりたいと思います。

　夜の部は花火のスタートとともにライブを初めます。
　会場の Live Juke から、音は聞こえませんが花火がよく見えます。
　ただ音楽を聴きながら花火を見るんじゃなくて、
　みなさんの心の中で鳴っている花火の音やストーリーに
　僕らが音を付けていけたらいいなと思っています。」


最後にかかった曲は、ツインチェロの演奏でとてもインパクトがあり
タイトルもユニークな 「Lactic Acid」 でした。

番組のブログ　にパーソナリティさんのレポとお写真があります。

  

京都に続いて、ライブで行くのは初めての山口にも行ってきました。




こちらの会場「クリエイティブ・スペース赤レンガ」も歴史的建築物です。
（県立山口図書館の書庫だったそうです。）




中は天井が高いきれいなホールでした。



チェロ席の右手のマイク置きに使われていたスツールが、
クッションがふかふかで、マイクさん気持ちよさそうでした。

ここでは、演奏曲が1曲替わって、
ご当地山口朝日放送で使われている「HALF TIME」が演奏されました。

そして、ここでもアンコールのさいごの曲はマイクを切って、
生音で演奏されました。


この山口公演で、今年の私の “二人旅を追っかける一人旅” は終わりました。
仕事の都合で東京公演に行けなかった代わりに、
初めての会場に行ってみたくて、西のほうに足を延ばしました。（延ばしすぎ？）

地元に来てくれればうれしいし、二人旅さんと一緒に（？）旅をするのも楽しく、
何度聞いても楽しく笑える 「二人旅」 が大好きです。
来年もツアーがあることが決まっているみたいですが、開催地が増えるといいな。

これからの東北公演に行かれるみなさま、お楽しみに   

１月から始まった二人旅も、半年が過ぎて夏を迎えて、
いよいよ最終クールとなりました。

週末に京都、山口に行ってきました。
前に聞いてから3ヶ月くらいたっているので、
いろいろ忘れて（）いて、新鮮な気持ちで楽しんできました。

ライブの前に上賀茂神社に行きました。



「葉加瀬太郎音楽祭」のときは
手前の一の鳥居と奥の二の鳥居の間が客席で埋まっていました。
神社の境内もとても混んでいて、御朱印もいただけなかったのですが、
この日はゆっくり参拝できました。
音楽祭のときはあやうい曇り空でしたが、
木陰が恋しいくらいの快晴で気持ち良かったです。

・・・でしたが、その後、ライブ会場に着くころには急な大雨
主催者さんが早めに建物内に入れてくださいました。
（私の中で柏木さん雨男説がまた浮上したんですが、私が雨女かもしれません）




会場の紫明会館は登録有形文化財で、
昭和のはじめ頃の京都府師範学校の建物だそうです。



ライブが行われたのは3階のホールで、
天井が高く、正面に壇があってそこがステージになり、
壇上も床も木で、壁は漆喰のようでした。
昔は講堂だったのでしょうか。

演奏も光田さんの歌声もやわらかくよく響いて、心地よかったです。
ピアノはアップライトではありましたが、
二人旅さんの演奏にはとても合う会場だと思いました。

柏木さんもライブ中に、
「木の楽器に合う自然な響き」
「力まないで弾ける」
「音に集中して弾ける」
「音を味わえる」
とお話されていたので、気に入られたのかな。

アンコールはマイクを切って、生音でした

この日は、休憩なしの通し演奏で、セットリストが少しだけ変わりました。


終演後はすっかり夜で、雨上がりで、レトロ感倍増。

  

NAOTO・啼鵬の こころに響く、ヒーリングライブ
2019年6月15日（土）日経ホール



NAOTO（vl）　柏木広樹（vc）　榊原大（p）　越田太郎丸（g）
一本茂樹（b）　齋藤たかし（ds）
ゲスト　啼鵬（バンドネオン）


今回で10回めとなったヒーリングコンサート、
同じキャンペーンが10年続くというのはすごいですね。
今回は過去最多の 5,444通の応募があったそうです。
ホールの客席数は610席です。

私は当選したことがないのですが
今回もありがたいことに当選した方から
お誘いいただいて行くことができました。


開場してホールに入ると、
柏木さんのアルバム「TODAY for TOMORROW」が
最初の曲からずっと流れていました。

演奏曲

Get Wild（NAOTOさんソロ）
strings shower（NAOTOさん・柏木さんデュオ）
幌筵島の歌（NAOTOさん・榊原さんデュオ）
想いの届く日（NAOTOさん・啼鵬さんデュオ）

－ここから全員で－
State of the Art
恵織の誇り
PARAMUSHIR

－啼鵬さん以外の全員で－
Polyvalent
UNKNOWN ASIA
Precious Day
Glowing
HIRUKAZE

アンコール
Progress（全員）


はじめはヒーリングコンサートらしい、
少人数でアコースティックな演奏でした。
そんな中でも、「Get Wild」 は POPS の曲を
ヴァイオリンのボディをたたく音も入れた超絶技巧があったり、
「strings shower」 は多人数のストリングスの曲を
ヴァイオリンとチェロの二人だけでがんばったりと、
ぜんぜん普通じゃありません。

全員がそろってからは、ノリのいい手拍子したくなる曲が続き、
ソロ回しがあったり、ベースもエレキに持ち替えたり。
ヒーリングというより、“楽しい音楽で元気になろう！”
ということだそうです。

「Polyvalent」 ではヴァイオリンとチェロのソロ合戦があり、
柏木さんの立ち弾きもありました。

「Precious Day」 はお客さんがコーラスで参加。
ちゃんと事前に練習もありました。
この曲からステージのバックが“青空に白い雲”の感じに変わり、
「HIRUKAZE」 では虹色のライトも加わって、
ステージがさらに明るい雰囲気に。
「HIRUKAZE」 は NAOTOさんが弾きながらステージを下りて
客席を巡る大サービス。
客席は大喜びで大盛り上がりでした。


終演後は恒例のセレモニー。
お客さんの中から選ばれたお一人がNAOTOさんへ花束贈呈。
さらに、今回は10回記念ということでスペシャル企画。
抽選で選ばれた5名の方にNAOTOさんのポスターと
サイン入りCDのプレゼントがありました。
このコンサートに招待されるだけでもラッキー なのに、
プレゼントもゲットされた方はその中でもさらに強運ですね。


そして、今回も全員に薬の福太郎さんとP&Gさんから
お土産をいただきました。ずっしり・・・・・  

ちょうど上京する機会と重なったので、
直前に思い立って live image の東京公演の２日めに行ってきました。
以前は毎年行っていましたが、名古屋での開催がなくなってから行かなくなり、
今回は5～6年ぶりでした。

柏木さんの出演は東京公演だけですが、
まだ神戸公演もあるのでレポは別ページに書きました。
こちら　をご覧ください。

柏木さんはオーケストライマージュの最上段の中央にいらっしゃって、
後ろの席からもよく見えました。
たまにソロで弾かれるところや、チェロの音が際立つところもあってにんまり
癒された上にハッピーでした。
  

葉加瀬太郎音楽祭2019
2019年6月8日（土）　京都 上賀茂神社

出演
葉加瀬太郎（vl）、藤井フミヤ（vo）、東儀秀樹（笙、篳篥）
松下奈緒（p,vo）、新妻聖子（vo）、羽毛田丈史（p）

オープニングアクト　RAURA（クリスタルボウル）

バンドメンバー
羽毛田丈史（音楽監督、アレンジ、p）、有賀啓雄（バンドマスター,b）
渡嘉敷祐一（ds）、田中義人（g）、青柳誠（key,sax）、柏木広樹（vc）、小野かほり（per）





長年続いていた「情熱大陸ライブ」が場所と内容を変更し、
新たに「葉加瀬太郎音楽祭」として開催されました。

開演前には神職の方によるステージと客席のお祓いがありました。
ステージのバックはセットの造りこみがなくて後方の樹木が見えて、
雨上がりのしっとりとした空気のなか、
時折鳥が飛んで行ったり鳴き声が聞こえたり、
神社の境内という特別感もあって、とても清々しい会場でした。

アーティストごとに4～5曲を演奏して、そのうち1曲を葉加瀬さんとコラボしたり。
バンドメンバーは曲によって出入りがありますが、
柏木さんは多くの曲に参加されて、ステージにいらっしゃることが多かったです。


＜演奏曲＞

RAURA
　2曲タイトル不明

羽毛田丈史
　地球に乾杯
　ROOKIES～愛のテーマ～
　ひるなかの流星
　リベルタンゴ（葉加瀬太郎さん参加）

新妻聖子
　ラ・マンチャの男
　童神（作詞 古謝美佐子 作曲 佐原一哉）
　いのちの理由（さだまさし）
　誰も寝てはならぬ（オペラ「トゥーランドット」より）
　NEVER ENOUGH（映画「グレイテイスト・ショーマン」より）

東儀秀樹
　令和の始まり
　ハナミズキ（作詞 一青窈　作曲 マシコタツロウ）
　君の夢を守りたい
　Fly Me to the Moon
　枯葉

松下奈緒
　2曲　タイトル不明
　 brillante（葉加瀬さん・柏木さんとトリオ）
　愛と呼んだ奇跡（作詞 YoYo 作曲 S.E.N.S）
　Together（葉加瀬太郎さん参加）

藤井フミヤ
　鎮守の里
　TRUE LOVE
　Blue Moon Stone
　トワイライト
　タイトル不明
　夜明けのブレス

葉加瀬太郎
　ひまわり
　風の向こうに
　万讃歌（東儀さん参加）
　瑞風
　情熱大陸


神社での演奏、野外のライブということを意識して選曲されていました。
東儀さんは「万讃歌」のときは狩衣姿で登場。
他の方がやったらコスプレですが、東儀さんは本物
神社にとてもよく合ってました。
実際、東儀家は1300年続いている雅楽の家系で、
上賀茂神社の創建のときも演奏したことがわかっているそうです。（すごすぎる）




会場内には出演者のCDとフード・ドリンクを販売するテントがありました。
フードは、スポンサーの「茅乃舎」さんとのコラボメニューの
“あごだしから揚げ” と “あごだし風味のたこやき”、
そしてお芋スイーツの「しみず」の “贅沢パフェ” でした。
アルコールも売っていました。
演奏中も自由に席を立って買いに行けます。

茅乃舎さんからお土産（めんつゆ、だしセット）をいただきました。


情熱大陸ライブは2002年から昨年まで続いてきましたが、
葉加瀬さんご自身とお客さんが共に年を重ねてきて
夏フェスの在り方を変えようと思ったと、葉加瀬さんからお話がありました。

野外なので雨の心配はありますが、
盛夏ほど暑くない時期で、椅子がある指定席なので
私も久しぶりに野外ライブに行ってみようと思いました。
幸いお天気はギリギリもって、カッパは使わずに済みました。

今回成功したら来年もまたあるかも？というお話でした。
今回は早々にソールドアウトして立ち見席も出ましたので、大成功ではないでしょうか。
このスタイルで来年も継続されるかもしれません。