2019年10月06日

ラジオ日本「Hello! I, Radio」

10/1 ラジオ日本 「Hello! I, Radio」 への
柏木さんの生出演を radiko で聞きました。

この番組へのご出演は2年半ぶりだそうです。
パーソナリティの栗原美季さんとは旧知の仲で、
和気あいあいとお話が進みました。

まずは、柏木さんの近況ということで、
いまツアー中の葉加瀬太郎さんのコンサートのお話から。
葉加瀬さんとのお付き合いも長くなって、
葉加瀬さん曰く、「最近、会話がない」 汗・涙1そうです。
葉加瀬さんをサポートするうえで
“いま、どういう状況で、何を求められているか?” を
考える時間が昔より圧倒的に短くなって、
言わなくてもわかる老夫婦みたい? だそうです。

そして、柏木さんのプロフィールに書かれている
“チェロ芸人” という言葉から、柏木さんの活動のスタンスについて。

栗原さん
「柏木さんのライブに行ったときに一番実感するのですが、
 咳払いし放題だし(笑)、あんなに笑えるというか、
 幸せな気持ちにさせてもらえるライブはなかなか無いなって」

柏木さん
「ミュージシャンが何でライブが好きとか病みつきになるかっていうと、
 お客さんからもらえる拍手っていうのもあるんですが、
 もう一つ、人の笑ってる顔をステージから見られるって
 この幸せ感は他にないんですよね。
 人の顔で一番きれいなのは笑ってるときだから、
 それをもらえたらすごくエネルギーになると思います」

栗原さん
「何より柏木さんが一番笑ってますよね。
 ステージであれだけの笑顔で弾いてるチェリストはなかなかいません」

柏木さん
「すごい盛り上がってくると、メンバーと “面白いなぁ” 顔2
 言いながら弾いてることあります(笑)」


そして、放送日の翌日に発売の 『VOICE』 について

柏木さん
「19年で10枚のアルバムを作って、
 自分がよくやったというのはひとつもないんだけど、
 ただホントにありがたい。
 HATS レーベルは表現したいものを自由に作らせてもらえて
 それもありがたい」

ここで、『VOICE』 から 「アフリカゆき」 がかかりました。

栗原さん
「あらためて、いいですね音色」

柏木さん
「楽器弾きにはない武器が歌詞なんです。
 歌詞をどうやって表現するかというと、音色でいくしかない。
 それぞれの楽器が、それぞれのシーンに音色を変えていきながら。
 そういうメンバーとやれていることも幸せです」

栗原さん
「アルバムタイトルが 『VOICE』 ということで、
 声がいろんな形でフィーチャーされていますね」

柏木さん
「声のフィーチャリングが3組というのも初めてだし、
 レコーディングを終えて思ったことは、
 『VOICE』 というタイトルにしてよかったなと。
 チェロは人間の声に近いとか言われるんですが、
 チェロだけじゃなくてすべての楽器が、その人の声なんだ
 ということを、作りながら弾きながらすごく感じた。
 藤原道山さんの尺八も声にしか聞こえないんだよね」

栗原さん
「今回はプロデュースを完全に光田健一さんにお願いして、
 何か違いはありましたか?」

柏木さん
「全然違います。
 セルフプロデュースのときは “これを整えよう” ということに
 割く時間がとても多いです。
 プロデュースしてもらうと、自分が歌い手に専念できる。
 自分でやると行儀のいいものを良しとすることが多いんだけど、
 健ちゃんに “もっと歌えるから” と言われると
 自分も “もっと歌える” “もっと歌える” と思うことができて
 それがすごく楽しい。
 メロディを弾くということは歌うということなので」


さいごに、アルバムリリース記念ライブのお知らせがあり、
「One」 をがかかってゲストコーナーが終わりました。
「One」 の曲紹介のとき、里アンナさんについて柏木さんは
「里さんの声はひとつひとつが祈りのような
 力強さがあるんだけど、透き通っているという
 矛盾するふたつのものがうまく融合されていると思います」
と言われていました。


番組を生放送で聞けたかたは、いち早く2曲を聞けてよかったですね。
『VOICE』 を聞いてからこの放送を聞いても
柏木さんのお話がとてもよくわかって、
もう一回 『VOICE』 を聞こうかな・・ってなりました。


番組のブログの10/1 のところ に、
出演されたときのお写真があります。
ホントにペアルックみたい顔1
  

Posted by あけみ at 18:36Comments(0)