2015年08月12日

ラスト・ソング

今年の春は友人、親戚、仕事をご一緒した方と、
近しい方で自分と同年代の方とのお別れが次々とあり、
初盆にあたりそれぞれの方に思いを寄せています。

そんな折、「ラスト・ソング」という本を読みました。
アメリカのホスピスで活動されていた
音楽療法士の佐藤由美子さんのノンフィクションです。
音楽で人生の最期の時を安らかに有意義にすごす、
残される家族と心を通わせる、といった感動のエピソードが10話、
10曲の曲名とともに紹介されています。

人は臨終のとき、意識がなくなっても聴覚は最後まで残り、
声や音楽は聞こえるそうです。
自分は、最期のときに何を聞いていたいだろうか・・・
この本を読んだあと、そんなことも考えたりしました。