2018年03月14日

Made in musicasa 2018 in Tokyo 2


ライブレポです。顔1

1st は、柏木さんはオールドのチェロをご使用。
曲ごとに、メンバー紹介をするように違うかたが順に登場します。

最初は、柏木さんと伊藤さんのチェロデュオで 「Lactic Acid」。
お二人がステージに登場した時は「まさか、あの曲を最初にはてな
と思いましたが、その “まさか” でした。

伊藤さんが下がって、光田さんが登場して二人で 「Eulalie」。
前の曲の演奏で “乳酸” がたまっている柏木さんは
ゆったりめのトークで光田さんと曲を紹介。
光田さんは今回のコンサートのバンマスです。

次は、光田さんが下がってアンディさんが入り、「月からの使い」。
ディジュリドゥとチェロのデュオを生で見られてレアでした。
ディジュリドゥの “ヴィ~~~ン” という音というか息の振動が
チェロの響きと重なって、深いヴァイブレーションとなって広がりました。
アンディさんの真横で弾いていた柏木さんは「気持ちよかった」そうです。

そしてアンディさんが下がり、天野さんと伊藤さんが入って
「有名な曲をやりましょう」ということで、「リベルタンゴ」。
天野さんと伊藤さんはアコースティックギターで、
ソロ回しもありました。カッコいいキラキラ

続いて、柏木さん、光田さん、アンディさんのトリオで 「Reminiscence~回想~」。
この曲をやるのに、東京公演は「ヴァイオリンがいない、どうしよう・・・汗・涙1
と思った柏木さん、アンディさんのフルートがあるびっくりとひらめいたそうです。
やわらかなフルートの音で聞く 「Reminiscence~回想~」 もよかったです。

1st 最後は、柏木さん、アンディさん、木村さんで 「相思華」。
アルバムでは藤原道山さんの尺八のところをアンディさんのフルートで、
木村さんはウッドベースでした。


休憩時間になると、ステージに幕が下りてきました。
緞帳ではなく、赤いビロードのドレープがたっぷり入ったゴージャスな幕です。
幕の内側で 2nd のセッティングが行われているようでした。


休憩時間が終わり、客席が暗くなり、
「A Day To Remember」 が始まると同時に幕が上がると、ステージには全員が勢ぞろい。
光田さんはキーボード(なのでお顔が客席に向いてる!)、
天野さんはエレキ、木村さんもエレキ、アンディさんはフルート、
伊藤さんはアコースティックギターと、
とってもにぎやかで楽しい2ndステージの幕開け。(ホントに幕が開いたし顔2

2曲めは 「Eternal Forest~悠久の森~」。
光田さんはピアノ、天野さんはアコースティックギター、
木村さんはウッドベース、アンディさんはフルート、
伊藤さんはチェロ→アコースティックギター→またチェロ→さらにギター
と持ち替えてました。すごい人です。

次はアンディさんが抜けて 「Torbellino!」。
天野さんはアコースティックギターで、カッコいいソロがありました。
この曲はやっぱり天野さんのギターがいいなぁ顔1
光田さんはピアノ、伊藤さんはチェロ、木村さんはエレキ、岡部さんはカホン。
演奏後のトークで柏木さんは、
「チェロでハモれてすごく楽しいハート1」ってうれしそうでした。

次もアンディさんはお休みのままで 「Heart to Heart」。
演奏前に盲導犬サポート活動のお話と、
会場のロビーでPR犬として活躍していたエミリーちゃんのご紹介がありました。
天野さんはアコースティックギター、伊藤さんはチェロ、
木村さんはウッドベースでした。
そして天野さんと光田さんはヴォイスも。
チェロでメロディをハモったり、
ウッドベースのおだやかなソロをチェロのお二人がバッキングしたり、
弦好き、低音好きにはたまりません♪
柏木さんも、イェイ!っていうんじゃなくて、
ふわりとした優しい笑顔をされていたのが印象的でした。

そしていよいよ 「TODAY for TOMORROW」。
アンディさんが戻ってフルートで参加。
天野さんはエレキ、伊藤さんはチェロ、
木村さんは曲中にウッドベースからエレキベースに持ち替えてました。
フルートが入ると、いつものバンド演奏とはまた違ってよかった・・・オーケー

コンサートも終盤、ここから激しいのが続きます。
柏木さんのクールで長ーーいソロから、
アンディさんのディジュリドゥがずばーーんと入って 「mission-D」。
2nd もディジュリドゥがステージに置かれたままだったので
期待してたんですよね。
ディジュリドゥと共演するために書かれたこの曲、
ホンモノディジュリドゥとの演奏はめったにないので貴重な機会でした。
光田さんはキーボードでソロあり、天野さんと木村さんはエレキ、
伊藤さんはアコースティックギター、
岡部さんはカホンでソロもありました。

最後は 「SMASH!」。
イントロが始まると自然に手拍子が起こって客席はノリノリ。
光田さんはキーボード、アンディさんはソプラノサックス、
天野さんと木村さんはエレキ、
伊藤さんはこの日初めてのエレキギターがこの曲のために舞台袖から出てきました。
天野さんと伊藤さんのダブルエレキギターのソロ回しがありました。
全然チェロのコンサートらしくありません!
エレキベースとドラムのソロ回しがあって、
柏木さんも最後に立ち弾きからの椅子の上でのエビゾリ炎
全然チェロのコンサートらしくありません!!!
それはもう、大盛り上がりで終わりました。


アンコール1曲めは全員で 「Smile for You」。
お客さんがコーラスで参加しますが、最初にコーラスの練習がありました。
光田さんはキーボード、アンディさんはフルート、
天野さんと伊藤さんはアコースティックギター、
木村さんはエレキギターでした。
お客さんのコーラスは、練習のときからバッチリでした。
豪華なメンバーの皆様の演奏と一緒に歌えて楽しかった顔5

アンコール2曲め、最後の最後は「シリウス」。
光田さんのピアノと、伊藤さんのチェロとともにトリオで。
ダブルチェロのシリウス、ステキだった・・・・☆
ステージの照明が少し落ちて暗くなり、
バックの深いブルーのスクリーンにキラキラの照明が瞬き、
星空の下で弾いているようでした。
こんな静かな曲で終わる Made in musicasa は初めてな気がします。
このタイミングだから、「シリウス」 という特別な曲だから、
柏木さんは最後に弾こうと思われたのでしょうか?
・・・・・ということは後から思いましたが、
聞いているときは、ただただ、じーーーーーーんとしていました。

演奏が終わると、メンバーの皆様がステージ上に勢ぞろいしてご挨拶。
はぁぁぁ・・・・、いいコンサートでした。ハート1