2018年04月10日

八ヶ岳高原サロンコンサート


2018年4月7日(土) 柏木広樹 with 純名里沙 チェロとうた・高原の夕べ
共演 笹子重治(g)

音の響きがよいと評判の八ヶ岳高原音楽堂での
柏木さんの初めてのコンサートでした。
純名里沙さんもこの音楽堂への出演を念願されていたそうで、
お客さんにとっても出演者の方々にとっても、感動的なコンサートでした。

セットリストは、終演後にホワイエに掲示されて、
ホテルに戻ると、コピーもいただけるようになっていました。





「Gostou? Gostei!」 から 「リベルタンゴ」 までは
柏木さんと笹子さんのデュオ。
もう、最初から 「うゎぁ!いい音っ!顔8」 とびっくりです。
柏木さんは 「上から音が降ってくる」 と言われてましたが、
ステージからたっぷり届く音と、
上からばかりじゃなくてまわりからも感じる音で
包まれるような心地良さハート1 でした。

純名さんが登場してステージが華やかになり、
「ぴあの」 から 「ヒールを脱いで」 までの3曲。
純名さんの美しさと背中が大きく開いたドレスに目を奪われながらも、
艶のあるまろやかな歌声にうっとりです。

1st のさいごは、柏木さんと笹子さんのデュオで 「シリウス」。
星がきれいに見えることで有名な八ヶ岳で
(日本三選星名所に選ばれたこともあるそうです)
こんな素晴らしいホールで聞けてしあわせでした。
柏木さんの息づかいまで聞こえました。

休憩のあとの 2nd の最初は、
柏木さんのソロで 「月からの使い」 ・・・からのアドリブソロ中に
純名さんが登場してチェロと歌で 「星影の小径」。
歌を引き立てながら、チェロも歌っていました。痺れる・・・・顔5
続いて笹子さんも登場して3人で
「tea for two」 と 「テネシー ワルツ」 の2曲。
「tea for two」 では純名さんが歌いながらステージから降りて客席の中に。

次の 「BE BE」 は純名さんがお休みで笹子さんとのデュオ。
笹子さんとの共演ですから
「黒いオルフェ」 は演奏されるだろうと思っていましたが、
こんな濃くて激しいインストの曲が聞けるとは
うれしいオドロキでした。カッコイイ!!キラキラ

さいごは純名さんが戻って3人で2曲。
キュートで軽やかな 「my romance」 で楽しく終わりました。

アンコールは、純名さんのオリジナルの 「子どものように」。
純名さんのアルバムにも笹子さんと柏木さんの3人の演奏で収録されています。
大人の子守歌をイメージした曲だそうですが、
“星空見上げて” という歌詞もあって、この場所にもぴったり。
ゆったり語りかけるような純名さんの歌に、
いいコンサートだったなぁ・・・来られてよかったなぁ・・・と
じんわりあったかい気持ちで終演となりました。


木で囲まれたホール。ガラス越しに広々とした風景が見えます。




柏木さんは 「上から音が降ってくる」 と、演奏中も何度も天井を見上げていました。
雲が流れるのも見られました。




ホワイエとホールからは富士山が見えます。
遠くて小さいんですが・・・




ズームすると・・・




開演前と休憩中にホワイエでは
ワイン、ジュース、あたたかいお茶、サンドイッチのサービス。




私も初めての八ヶ岳高原音楽堂でしたが、遠くても行ったかいがある素晴らしいホールでした。
柏木さんもとても気に入られたようで、
「音が切れるまでが音楽じゃなくて、切れてもまだ鳴っているような感じ」 とか、
「消えていく音を耳が追いかけるのも快感」 とか、
ホールについてのお話もされていました。

ここの公演は八ヶ岳高原ロッジが企画・主催されるそうなので、
基本は、呼ばれないと出演できないみたいです。
柏木さんの演奏をぜひまたここで聴きたいと思い、
ホテルのスタッフの方にもお願いし、アンケートにも熱い思いを書いてきましたが・・・汗・涙1
柏木さんの再演が叶いますようにびっくり