2018年07月16日
2018 夏の宴
柏木広樹 Cello Live 2018 「夏の宴」
2018年7月14日(土) 名古屋 SPADE BOX
2018年7月15日(日) 京都 Live Spot RAG
柏木広樹(vc) 天野清継(g) 越田太郎丸(g,Cavaquinho) 松本圭司(p)
1st
Choro Prelude (柏木さん・越田さんデュオ)
TSUBASA
シリウス (柏木さん・松本さんデュオ)
Bailes de Mascaras
いつか王子様が (柏木さん・天野さんデュオ)
Laurent
2nd
Voz da Floresta (柏木さん・天野さん・越田さんトリオ)
Amazon River
子犬のショーロ
Heart to Heart
Torbellino!
A Day To Remember
アンコール
Smile for You
ダブルアンコール
(名古屋) 月からの使い
(京 都) 感謝の気持ちを込めた即興
夏の恒例となった“夏の宴”ライブ、
今年はベースとドラムがいなくてギターがお二人という変則編成でした。
きっちり練られたアルバム発売記念ライブでなく、
アコースティックな二人旅でもない、
何が出てくるかわからない、セッションライブのような楽しさがありました。
個性的なギターの名手がお二人いらっしゃるのもぜいたくでした。
1stは、メンバーさんそれぞれのご紹介コーナー風の選曲。
まずは越田さんコーナーで2曲。
「Choro Prelude」 はやっぱり越田さんのギターが一番しっくりきます。
「TSUBASA」は越田さんの最新のひとつ前のアルバム「TSUBASA」のタイトル曲。
チェロがメロディを弾くのもとても合っていました。
続いて松本さんのコーナー。
「シリウス」は、これまでよく聞いていた光田さんのピアノとは
違う星空が見えたように思いました。
「Bailes de Mascaras」 は松本さんのブラジル要素多めの曲。
「太郎丸さんがいるから、ブラジルテイストの曲をやろう」 と選ばれたそうです。
思わず体が動き出す、軽快な曲でした。
最後は天野さんのコーナー。
「いつか王子様が」は「Deja vu -Cello de Cinema-」に
収録されているのも天野さんのアレンジですが、ジャジーでカッコイイ!
天野さんのソロ中は柏木さんはピチカートでベース。
「Laurent(ロレント)」は天野さんの旧作で
葉加瀬さんの2000年の「VIOLINISN」に収録されています。
その頃の葉加瀬さんのツアーでよく演奏されていて、
私も思い出がいっぱいの大好きな曲。
ライブで聞けてめちゃうれしかった
この曲の紹介のときのお決まりトークが今回も。
タイトルのロレントは天野さんの米国留学時代の
フランス人の男性のお友達の名前。
柏木 「もしかして、そっち?」
天野 「いやいや、そんなんじゃなくて」
柏木 「だって、普通タイトルにオトコの名前付けないでしょ。
タロマとかケイジとか付けないもん。」
曲紹介は爆笑でしたが、演奏はもう
せーの!でバシッと始まって、びゅんびゅん飛ばして
全員のソロもあって、すごーい! 聞けてよかった!
2ndのはじめの2曲は森の曲。
「Voz da Floresta」 は日本の森。
弦楽器だけの三人での演奏でしたが、越田さんは
カバキーニョ(ウクレレみたいなブラジルの小型ギター)を演奏して、
その軽やかな音は木漏れ日やせせらぎや、鳥のさえずりのよう。
続いての「Amazon River」は濃密なブラジルの森。
柏木さんは 「こんな曲が書けたら、音楽人生終わってもいいかな」
と思うくらい大好きな曲だそうですが、
「実際に書けたとしてもやめないんですけどね。書ける気もしないし。」
ということだそうですのでご安心(?)ください。
この曲では弓を持ち替えて、弓で弦をバシバシ叩く奏法(?)をしたり、
柏木さんの激しいんだけど切ないアドリブソロがたーーっぷりあって
ぐっと引き込まれます。
こんな濃い大曲はめったに聞けないので感激でした。
次は、ワンちゃん関係が2曲。
「子犬のショーロ」 は、越田さんのカバキーニョはもふもふした子犬の感じ、
松本さんのピアノはきゅんきゅんした愛らしい子犬の感じ、
など全員のソロがあって、いろんな子犬が元気いっぱいでした。
「Heart to Heart」 は盲導犬を増やそうというコンサートのために書かれた曲。
メロディをギターの二人が分け合い、
コーラスも天野さんと越田さんでした。
さいごは盛り上がる曲の連発。
「Torbellino!」は、はじまりのフラメンコギターっぽいところは越田さん、
途中のソロは天野さんと松本さん。
「A Day To Remember」も松本さんのソロがあって、
楽しく大盛り上がりで終了
アンコールの「Smile for You」はお客さんがコーラスで参加。
事前に練習がありましたが、名古屋でも京都でも
みんなで大きな声で歌って、いい感じ。
ちょっとテンポ速めの演奏でノリノリの上に
手拍子とコーラスでテンション上がりっぱなしの客席から、
拍手と歓声が止みません・・・・・・・・・
ということで、ホントに予定になかったようですが
名古屋でも京都でもダブルアンコールがありました。
柏木さん、私たちのめいっぱいの拍手に応えてくださって
ありがとうございました。
秋の宴はメンバーが増えて、さらににぎやかになりそうですねぇ・・・
2018年7月14日(土) 名古屋 SPADE BOX
2018年7月15日(日) 京都 Live Spot RAG
柏木広樹(vc) 天野清継(g) 越田太郎丸(g,Cavaquinho) 松本圭司(p)
1st
Choro Prelude (柏木さん・越田さんデュオ)
TSUBASA
シリウス (柏木さん・松本さんデュオ)
Bailes de Mascaras
いつか王子様が (柏木さん・天野さんデュオ)
Laurent
2nd
Voz da Floresta (柏木さん・天野さん・越田さんトリオ)
Amazon River
子犬のショーロ
Heart to Heart
Torbellino!
A Day To Remember
アンコール
Smile for You
ダブルアンコール
(名古屋) 月からの使い
(京 都) 感謝の気持ちを込めた即興
夏の恒例となった“夏の宴”ライブ、
今年はベースとドラムがいなくてギターがお二人という変則編成でした。
きっちり練られたアルバム発売記念ライブでなく、
アコースティックな二人旅でもない、
何が出てくるかわからない、セッションライブのような楽しさがありました。
個性的なギターの名手がお二人いらっしゃるのもぜいたくでした。
1stは、メンバーさんそれぞれのご紹介コーナー風の選曲。
まずは越田さんコーナーで2曲。
「Choro Prelude」 はやっぱり越田さんのギターが一番しっくりきます。
「TSUBASA」は越田さんの最新のひとつ前のアルバム「TSUBASA」のタイトル曲。
チェロがメロディを弾くのもとても合っていました。
続いて松本さんのコーナー。
「シリウス」は、これまでよく聞いていた光田さんのピアノとは
違う星空が見えたように思いました。
「Bailes de Mascaras」 は松本さんのブラジル要素多めの曲。
「太郎丸さんがいるから、ブラジルテイストの曲をやろう」 と選ばれたそうです。
思わず体が動き出す、軽快な曲でした。
最後は天野さんのコーナー。
「いつか王子様が」は「Deja vu -Cello de Cinema-」に
収録されているのも天野さんのアレンジですが、ジャジーでカッコイイ!
天野さんのソロ中は柏木さんはピチカートでベース。
「Laurent(ロレント)」は天野さんの旧作で
葉加瀬さんの2000年の「VIOLINISN」に収録されています。
その頃の葉加瀬さんのツアーでよく演奏されていて、
私も思い出がいっぱいの大好きな曲。
ライブで聞けてめちゃうれしかった
この曲の紹介のときのお決まりトークが今回も。
タイトルのロレントは天野さんの米国留学時代の
フランス人の男性のお友達の名前。
柏木 「もしかして、そっち?」
天野 「いやいや、そんなんじゃなくて」
柏木 「だって、普通タイトルにオトコの名前付けないでしょ。
タロマとかケイジとか付けないもん。」
曲紹介は爆笑でしたが、演奏はもう
せーの!でバシッと始まって、びゅんびゅん飛ばして
全員のソロもあって、すごーい! 聞けてよかった!
2ndのはじめの2曲は森の曲。
「Voz da Floresta」 は日本の森。
弦楽器だけの三人での演奏でしたが、越田さんは
カバキーニョ(ウクレレみたいなブラジルの小型ギター)を演奏して、
その軽やかな音は木漏れ日やせせらぎや、鳥のさえずりのよう。
続いての「Amazon River」は濃密なブラジルの森。
柏木さんは 「こんな曲が書けたら、音楽人生終わってもいいかな」
と思うくらい大好きな曲だそうですが、
「実際に書けたとしてもやめないんですけどね。書ける気もしないし。」
ということだそうですのでご安心(?)ください。
この曲では弓を持ち替えて、弓で弦をバシバシ叩く奏法(?)をしたり、
柏木さんの激しいんだけど切ないアドリブソロがたーーっぷりあって
ぐっと引き込まれます。
こんな濃い大曲はめったに聞けないので感激でした。
次は、ワンちゃん関係が2曲。
「子犬のショーロ」 は、越田さんのカバキーニョはもふもふした子犬の感じ、
松本さんのピアノはきゅんきゅんした愛らしい子犬の感じ、
など全員のソロがあって、いろんな子犬が元気いっぱいでした。
「Heart to Heart」 は盲導犬を増やそうというコンサートのために書かれた曲。
メロディをギターの二人が分け合い、
コーラスも天野さんと越田さんでした。
さいごは盛り上がる曲の連発。
「Torbellino!」は、はじまりのフラメンコギターっぽいところは越田さん、
途中のソロは天野さんと松本さん。
「A Day To Remember」も松本さんのソロがあって、
楽しく大盛り上がりで終了
アンコールの「Smile for You」はお客さんがコーラスで参加。
事前に練習がありましたが、名古屋でも京都でも
みんなで大きな声で歌って、いい感じ。
ちょっとテンポ速めの演奏でノリノリの上に
手拍子とコーラスでテンション上がりっぱなしの客席から、
拍手と歓声が止みません・・・・・・・・・
ということで、ホントに予定になかったようですが
名古屋でも京都でもダブルアンコールがありました。
柏木さん、私たちのめいっぱいの拍手に応えてくださって
ありがとうございました。
秋の宴はメンバーが増えて、さらににぎやかになりそうですねぇ・・・