2016年10月29日

10/22 CBCラジオ ゲスト出演

かなり時間がたちましたが、
柏木さんが 10/22 CBCラジオ「渡辺美香の What a Wonderful World 」に
ゲスト出演されたときのお話の内容です。

パーソナリティの渡辺美香さんによると、
柏木さんはたびたびのご出演で、“準レギュラー”とのこと。

まずは、柏木さんと言えば、おいしいモノをたくさん知っていて、
お魚がお好きですが・・・とグルメ関係のお話から。
25年以上この仕事をしていると、
いろんな所へ行ける機会が多くて好きなお店が増えて。。。
で、愛知県は魚介類でいうと赤貝が有名だそうです。
(そんな有名とはわたくし知りませんでした。)

そんな話の流れで、即興演奏のお題は名古屋名物の「ひつまぶし」。
ひつまぶしぃ~♪ と聞こえるフレーズが何度も出てきて、
どうやら薬味をかけたり、ワサビをつけたり、お茶漬けにしたりと、
ひつまぶしがいろんな食べ方ができるところを表現されたようでした。
美香さんの感想も、「ごちそうさまでした顔2

柏木さんの活動のご紹介で、まずは「音文」について。
今年は伊藤ハルトシさんとのツインチェロで行っています。
チェロはクラシックをベースにしている人が多いですが、
ハルトシさんは譜面通りに弾くだけでなく、コードの中で動くということができる。
自分はこう弾くから、ハル君はこういうアプローチで弾いてみない?と
リハーサルで言ってみたことがすぐできてしまう。
曲を構築していくのが楽しくて、ライブもめちゃめちゃ楽しかった!
ハルトシ君とは今後もいろいろやろうと話しています。
ということでした。
(今後ももちろんですが、まずは12/22の東京公演が楽しみすぎます。)

次は、少年時代のお話から、スポーツ、音楽へとつながっていきます。
少年時代はサッカーをやっていて、キーパーだったそうです。
(楽器を弾く子もキーパーをやるんだ!)
ラストパスを出したり、こうやったら楽しいことができるんじゃないかと
考えるのが昔から好き。
ゴルフも、自分が打ったボールがこう行くはずとイメージするのが楽しい。
音楽も同じで、即興性があるものは本題からはずれたところが面白かったりするので、
それをどうやったら最後に「イェイ!」となるか、弾きながら考えるのが大好き。

美香さんからは、
葉加瀬さんのコンサートで柏木さんを見ていると
演奏中ににこっとしたり、うなずいたり、
いま、すごくうまくいっている、演奏がノッてるんだな・・・
ということが感じられてうれしい。
そんな身近さも、ファンがコンサートを楽しみにしている
ポイントのひとつじゃないかと思う。
というお話がありました。
(これ、ファンの見方と同じなんですハート1 聞きながらうなずいちゃいました。)

それに対して柏木さんからは、
葉加瀬さんのコンサートでは、ヴァイオリンのメロディがうまく聞こえるために
いいパスを出したい。
ライブでお客さんが一番楽しいことは、空気感だと思う。
その空気は一人で作るのではなくて、お客さんとつくるもの。
ミュージシャンもスタッフも、どうしたらいい空気がつくれるか
イメージしながら動いている。
ということでした。

それは、光田さんとの「二人旅」でも同じで、
「二人旅」ライブは、歌ったり、笑ったり、なんでもアリ。
光田さんと柏木さんの考えてることが似ていて、
どうしたらみんながにっこり笑ってくれるんだろう・・・と考えている。
そんなことをイメージしてプログラムを作ったり、仕込みをしたりします。
来年もそれは変わらないと思うので、ぜひ来てください。
だそうです。

さいごには、チェロの普及のお話。
チェロを聞くときは、きちんとした恰好してコンサートに行って、
咳払いしちゃいけない、というように思われてることを何とかしたい。
チェロが、もっと気軽な楽器になってほしい。
そうるすとチェロの人口も増えると思う。
ヴァイオリンは葉加瀬さんやNAOTO君たちがいて少しずつ変わってきているけど、
チェロはもっと地味な楽器だからまだそういうことになっていない。
チェロって楽しいんだね!と思ってもらえるようにしていきたい。。。
(いつもですが、ご自分のことだけでなく「チェロ」のことをお話されますね。)

番組の最後に、チェロがいっぱい聞ける曲ということで、
「Cielo Azul」 がかかりました。