2017年05月04日

J-WAVE UNIVERSAL LOVE 2017

ゴールデンウィーク中の9時間のスペシャル番組、
柏木さんの登場はいつ?と思いながら
冒頭から聞いていましたが、
お昼前に登場で、30分のたっぷりしたコーナーでした。

柏木さんのコーナーの前にまず 「Cielo Azul」 がかかりました。

登場してすぐ、パーソナリティのグローバーさんに
「爽やかな笑顔がまぶしいキラキラ」 と言われる柏木さん。

チェロの響きは、心がおだやかになる・・というお話に続いて
「二人旅」 はどんなライブなんですか?という
グローバーさんの問いには、
「笑いあり、笑いあり、笑いあり」 という的確で簡潔なお答え。顔2
MC とかはなるべく楽しくして、ライブの2時間くらいの間に
お客さんと一緒に、会場の感じがどんな風に変わっていくか?を
考えてやっています。ということでした。

復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト について

復興とは何であるかを考え、
復興を進めていく力が音楽にあるんじゃないか
というのが基本にあります。
「ひまわり」に付いた歌詞はみなさんに寄り添っています。
復興はひとつひとつ積み上げるしかないと思います。
合唱のアレンジは、
最初は静かにスタートするけれど、
一人一人がだんだん集まってくる。
人が集まることが力なんだ・・・というイメージです。

出演する高校生の方たちに合唱の指導をしたときのお話。

練習の段階で、まだ慣れていないし上手に歌えていないけれど、
楽譜を見ている目と出てくる声で、絶対にうまくいくと思いました。
声が出ていなかったり、音が取れていなかったりするんだけど、
可能性がものすごく感じられました。
自分はヴォーカルのプロではありませんが、指導するにあたって
「ひまわり」 の詩の意味をみんなで考えよう、ということと
上を向いて歌おう!ということを言いました。
今回の 「ひまわり」 はそういう歌になっているし、
そうやって歌い継いでいってほしい。

ここで、復興支援音楽祭の 「ひまわり」 のライブ録音が
放送されました。

聞き終わった柏木さんは、
思い出してまた涙腺がゆるんだようでした。
曲も歌詞もすばらしいけれど、
「音楽の持つ力」 っていうのがある! と改めて言われてました。

本番が終わったときはみんなでハイタッチだったそうです。
「心がひとつになる」 ということを、
音楽を使って表現するという曲になったし、
それを高校生たちも自分たちも感じたし、会場の人も感じただろうし
想いがひとつになったと思っています。と話されました。

続いて、スタジオライブコーナー。

松本圭司さんのキーボードが加わって
「モモの唄」 と 「Vitamin Color」 をデュオで演奏。
「モモの唄」 は、スタジオでいい音で鳴っているんだろうなぁ・・
ということがPCでもわかるほど。
「Vitamin Color」 の方は元気いっぱい、
予定以上にテンポが速め矢印1だったそうです。

ここで、グローバーさんから
番組タイトルの 「UNIVERSAL LOVE」 を音で表現してくださいとのお願いが。
即興演奏となりました。
演奏後のお話では、
弾きながら 「終わらないで終わろう」 と思って、
いかにも終わった感じにしない終わり方にしたそうです。
この続きは誰かにつながればいい・・・と思い、
「何かを想って、心を開いて、次の人に渡す」 ことにしよう、
終わっちゃいけない、と演奏中に思ったそうです。

(即興演奏なので瞬時に作曲しながら弾いているのでしょうが、
 そんなことまで考えるんだ!とびっくりです)

最後に、「二人旅」 東北ツアーと、
「二人旅スペシャル」 のご案内がありました。


J-WAVE 番組のサイトに柏木さんの写真もあります。
(クリックすると大きくなります)

今回は特に、復興支援音楽祭のお話が聞けてよかったです。
「音楽の力」 も、それを表現して伝えることができる
アーティスト・合唱団のみなさんもすばらしいです。
復興支援音楽祭のサイトでコンサートの動画が見られますが、
柏木さんのお話を聞いた後で見ると、
顔を上げて前を向いて歌っている高校生のみなさんの姿に
また感動が深まりました。