2017年10月08日
トリオ・カラフル
2017年10月6日(金) JZ Brat
TOYONO(vo) 越田太郎丸(g) 柏木広樹(vc)
ゲスト 織原良次(Fretless bss)
シークレットゲスト Marcos Suzano マルコス・スザーノ(per)
1st
Desafinado ディサフィナード (アントニオ・カルロス・ジョビン)
Inútil Paisagem 無意味な風景 (アントニオ・カルロス・ジョビン)
a primeira vista ア・プリメイラ・ヴィスタ (シコ・セザール)
Round Round (越田太郎丸)
aquelas coisas todas アケーラス・コイザス・トーダス (トニーニヨ・オルタ)
Durango Kid ドゥランゴ・キッズ (トニーニョ・オルタ)
Canto De Desalento カント・ヂ・デサレント 失望の唄(トニーニョ・オルタ)
2nd
君は1000% ( 和泉常寛)
Lugar comun ルガール・コムン (ジョアン・ドナート)
月からの使い (柏木広樹)
Rock with you ロック・ウィズ・ユー (ロッド・テンパートン)
pecém ペセン (トニーニョ・オルタ)
garota de Ipanema イパネマの娘 (アントニオ・カルロス・ジョビン)
アンコール
Feitiço da Vila ヴィラの魅力 (ノエル・ホーザ、ヴァジーコ)
ちょっとお久しぶりだったトリオ・カラフル、
今回はベースの織原さんが加わった初めての編成でした。
渋谷のハイソなホテルの中にあるクールなライブハウスらしく、
TOYONOさんはドレープが美しいロングドレス、
男性陣はそろっておしゃれシャツにネクタイでキメてカッコイイ。
まずは、2曲続けて。
2曲めの「無意味な風景は」、
ヴォーカルとチェロだけでゆったり始まってうっとり。
MCとメンバー紹介があって、ここですごいサプライズ
シークレットゲストのマルコス・スザーノさん登場
スザーノさんは世界的なパーカッショニストでパンデイロのカリスマ、
TOYONOさんのリオ時代の師匠、
太郎丸さんがブラジル音楽を始めた頃からのあこがれの方。
たまたま前日に来日されて、
飛び入りで参加していただけることになったそうです。
そんなすごい方の演奏が目の前で見られるなんて超ラッキー
客席はどよめきと歓声で大歓迎。
1stは「ア・プリメイラ・ヴィスタ」からの3曲にパンデイロで参加されました。
「Round Round」は太郎丸さんの新譜「TSUBASA」に収録の新曲。
TOYONOさんはお休みで、
チェロ、ベース、ギターのアドリブソロがあり、インストの演奏を堪能。
「アケーラス・コイザス・トーダス」は歌詞がなくTOYONOさんはスキャットで。
間奏でチェロのソロがありました。
「ドゥランゴ・キッズ」はスザーノさんが抜けて4人で、
「カント・ヂ・デサレント」は織原さんも抜けて、
トリオ・カラフルの3人での演奏でした。
2ndのスタートは、TOYONOさんと太郎丸さんのデュオで「君は1000%」。
私の世代は知っている歌ですが、
TOYONOさんならではの、日本語とポルトガル語が混ざった歌詞で。
次の「ルガール・コムン」はトリオ・カラフルと織原さんの4人で。
この曲は男性コーラスが入るのがお決まりなので、
柏木さんの歌声も聞けます。
続いては、まさかの柏木さんソロコーナー。
「月からの使い」が聞けてココロの中でうれしい悲鳴でした。ひゃ~~
この日のライブはマイクを使われてはいましたが、音がとても自然で、
豊かな響きがほぼ生音のように聞こえて気持ちよかったです
この後はアンコールまでずっとスザーノさんも加わり5人で。
「イパネマの娘」はアップテンポなアレンジで、
チェロの熱いソロもありました。
アンコールの「ヴィラの魅力」では、
スザーノさんがパンデイロを叩きながら歌も口ずさんでいました。
楽しみにしていたトリオ・カラフルでしたが、
サプライズすぎるスザーノさんの参加で、激レアなライブでした。
太郎丸さんが「感無量」と言われていましたが、
ステージみんなの敬愛と感激のなか、
ナチュラルに素晴らしい演奏をしてくださいました。
そんな場に居られて幸運でした。
Posted by あけみ at 10:40│Comments(0)
│ライブ