2019年10月12日
MBCラジオ「城山スズメ」
10月8日 MBCラジオ「城山スズメ」への
柏木さんの生出演を radiko で聞きました。
『VOICE』 から 「アフリカゆき」 がかかるなか、
ゲストコーナーがテンション高めで スタート。
この番組へのご出演は1年ぶりとのことですが、
これまで何度も出演されて
パーソナリティの采野さん、笹田さんともお馴染みで、
最初に “チェロ芸人” と紹介されたこともあり、
楽しく、ぐいぐいお話が進みました。
まずは、MBCの社食のカツ丼がおいしいというお話で
パーソナリティのお二人も大ウケ。
そして生出演のこの日は
「僕的にどうしても行かなきゃいけない店があって、
カレーを食べてきました。」
とやっぱり食べ物のお話が出ました。
そして、新譜 『VOICE』 について。
柏木さん
「チェロのアルバムなんですが、今回は声がたくさん入っています。
チェロは人間の声に最も近いと言われることもあるし、
ピアノもドラムもパーカッションもギターも、
結局、弾いている人の “声” です。
アンサンブルをしているというのは、会話をしているという感じです。」
采野さん
「柏木さんも、光田さんもそうですが、歌うように演奏されますね。」
柏木さん
「メロディを弾くときは、弾くというつもりじゃなくて、
歌うというつもりじゃないと弾けないです。
曲には歌詞は無いんだけど、曲を作るときにはテーマを決めて、
自分の中でそのテーマの絵と合致するようなメロディを書きます。
弾くときは、そのメロディを聞いていただく人が
何かイマジネーションができたらいいなと思います。
そのためには、弾くじゃなくて “歌う” です。」
( “歌う” って言われるときめっちゃ力こもってました)
笹田さん
「人柄といいますが、音色にも “音柄” がある気がします。
その人を介して出てきますから、
同じ楽器でもその人によって表情が違いますね。」
采野さん
「柏木さんも、光田さんも、NAOTOさんも、
(これまで番組に)お迎えしてお話をうかがったんですが、
三人にお会いして、クラシックをやっていらっしゃる音楽家の
イメージが変わりました。
親しみやすいし、おもしろいし、音楽も親しみやすくアレンジされて
僕たちにチェロ音色を教えてくださっていると思います。」
柏木さん
「教えてるということは無くて、好きにやってます」
ここで、即興演奏コーナー。
お題は 「今日の桜島」。
この日は、晴れていてよく見えたそうです。
ゆったりどっしりとした演奏でした。
里アンナさんとのコラボレーション 「One」 について
柏木さん
「里さんのことは存じ上げなかったのですが、
2年ほど前にCDを聞いておったまげました
祈りに近い意志があるけど、声がめちゃきれい。
相反するものが同居しているような感じに聞こえて、
いつか一緒にできたらと思っていて、今回実現しました。
曲を作っているので歌ってほしいとか、
奄美の言葉で歌詞を書いてほしい、内容はこういう感じにしほしい、
なぜなら僕は里さんのことをこう思っているから、とか
こちらからいろいろお願いしました。
里さんのアーティスト写真から、クールなかたと思っていたら
よく笑うかたでした。
「One」 に関しては、里さんの歌と自分のチェロを使った歌の
ツインヴォーカルのつもりでやってます。」
プロデューサーの光田さんについて
柏木さん
「笑いながら厳しいことを言います。(爆)
人が苦しんでるのを見てニヤニヤしてます。(笑)
でも、楽器弾きって “コノヤローッ” って思って練習するんです。
だからハードルをどんどん上げていかれて、
“ギャーッ” っと思ったけど、
できたものは充実感があって、ホントにありがたい存在です。」
番組の終わりのパーソナリティさんのコメントがステキでした。
采野さん
「 『VOIVE』 は 「アフリカゆき」 のようなアップテンポな曲があったり
ヴォーカルが入っているものがあったり、
人の心に語りかけるような曲があったり、
バリエーシションに富んでいて、ホントにええアルバムやと思います。」
笹田さん
「こんなに (笑いすぎて) 涙が出るクラシックのゲストさんって信じられないです。」
柏木さん
「女性を泣かせちゃうんですよね~(爆)」
最後に 11/16 に MBCラジオまつりに出演されること、
来年1月の二人旅のお知らせがありました。
番組中にトークのバックにかかった曲は、
「アフリカゆき」 「Voice」 「One」 「東風」 「Spirit of the Forest」 でした。
Posted by あけみ at 17:13│Comments(0)