2018年09月04日
池袋コミュニティカレッジ
柏木広樹のトーク&ライブ 『チェロの多様性を語る』
2018年9月2日(日) 池袋コミュニティ・カレッジ
講師 柏木広樹(vc) ゲスト 越田太郎丸(g)
今回はライブではなくカルチャースクールの“講座”ということで
どんな感じなんだろうと、楽しみにしていました。
当日、コミュニティ・カレッジに着いて受付で教室の場所をおたずねしたら、
「はい、本日の柏木先生の講座ですね(にっこり)」 と言われまして
そうか、今日は柏木さんは “先生” なんだ・・・
内容は、先に講話が約1時間、
その後ゲストの越田太郎丸さんを迎えて演奏が約30分でした。
講話は、楽器としてのチェロの特性のほか、
ご自身のキャリアのお話とともに
チェロの多様性をわかりやすく親しみやすく語られました。
チェロを始めた少年のころ、恩師との出会い、
憧れのチェリストの追っかけ、
クラシック以外の音楽への傾倒、
チェロよりスポーツに打ち込んだ時期を経て
チェリストになろうと決意したこと、大学受験、
大学での出会いとG-クレフの活動、
G-クレフ解散後にまた基礎練習の取り組み、
ソロ活動と、新たな仲間とブラジル音楽との出会い、
作曲とアルバム制作・・・などなど
これまでインタビューや、ラジオやライブのトークなどで
断片的に聞いたことがあるエピソードを
その時のお考えやお気持ちとともに通してお聞きして、
チェロはもちろん、柏木さんご自身の “多様性” もよくわかりました。
真面目な努力家だけど柔軟に新しいことにチャレンジされる、
人とのつながりを大切にされる、すばらしい方だということも。
講話とはいえ、ユーモアいっぱいのいつもの軽妙な語り口に、
客席、じゃなくて受講生から何度も笑いがおこる
和やかで楽しいお話でした。
後半の演奏は
月からの使い(ソロ)
ショーロ・プレリュード
BEBE
エトピリカ・情熱大陸 ダイジェスト
航海記
まずは柏木さんのソロで「月からの使い」。
チェロがいい音で鳴っているのがよくわかりました。
次からは太郎丸さんを迎えて
太郎丸さんとの出会いと、ブラジル音楽のお話があり、
「ショーロ・プレリュード」 と 「BEBE」 の2曲。
続いては、講座ならではの激レアな演奏。
チェロは音域が広く、メロディ・内声・ベースといろいろできます
というお話のなかで、内声・ハーモニーの役割について。
“葉加瀬さんのコンサートで、チェロは何を弾いているのか?”
の実演として、「エトピリカ」 と 「情熱大陸」 のチェロパートをダイジェストで。
知っている曲なのに、ヴァイオリンのメロディなしでチェロだけ聞くと、
何じゃこれっていう演奏になりますねぇ。おもしろかった。
最後は曲づくりのお話も交えて 「航海記」。
演奏前に、核となるメロディとその展開の説明もありました。
“講座” なのでアンコールはありません。
・・・が、サイン会はありました。
ライブと違って、コミュニティ・カレッジで初めて柏木さんのことを知って
受講された方もたくさんいらっしゃったようですので、
柏木さんが目指す 「チェロのことをもっと知ってもらう」 には
とてもいい機会だと思いました。
今回もお話されたいことはまだたくさんあって、時間が足りなかったようですので、
また違ったネタ・・・じゃなくてテーマ?で開催されるといいですね
2018年9月2日(日) 池袋コミュニティ・カレッジ
講師 柏木広樹(vc) ゲスト 越田太郎丸(g)
今回はライブではなくカルチャースクールの“講座”ということで
どんな感じなんだろうと、楽しみにしていました。
当日、コミュニティ・カレッジに着いて受付で教室の場所をおたずねしたら、
「はい、本日の柏木先生の講座ですね(にっこり)」 と言われまして
そうか、今日は柏木さんは “先生” なんだ・・・
内容は、先に講話が約1時間、
その後ゲストの越田太郎丸さんを迎えて演奏が約30分でした。
講話は、楽器としてのチェロの特性のほか、
ご自身のキャリアのお話とともに
チェロの多様性をわかりやすく親しみやすく語られました。
チェロを始めた少年のころ、恩師との出会い、
憧れのチェリストの追っかけ、
クラシック以外の音楽への傾倒、
チェロよりスポーツに打ち込んだ時期を経て
チェリストになろうと決意したこと、大学受験、
大学での出会いとG-クレフの活動、
G-クレフ解散後にまた基礎練習の取り組み、
ソロ活動と、新たな仲間とブラジル音楽との出会い、
作曲とアルバム制作・・・などなど
これまでインタビューや、ラジオやライブのトークなどで
断片的に聞いたことがあるエピソードを
その時のお考えやお気持ちとともに通してお聞きして、
チェロはもちろん、柏木さんご自身の “多様性” もよくわかりました。
真面目な努力家だけど柔軟に新しいことにチャレンジされる、
人とのつながりを大切にされる、すばらしい方だということも。
講話とはいえ、ユーモアいっぱいのいつもの軽妙な語り口に、
客席、じゃなくて受講生から何度も笑いがおこる
和やかで楽しいお話でした。
後半の演奏は
月からの使い(ソロ)
ショーロ・プレリュード
BEBE
エトピリカ・情熱大陸 ダイジェスト
航海記
まずは柏木さんのソロで「月からの使い」。
チェロがいい音で鳴っているのがよくわかりました。
次からは太郎丸さんを迎えて
太郎丸さんとの出会いと、ブラジル音楽のお話があり、
「ショーロ・プレリュード」 と 「BEBE」 の2曲。
続いては、講座ならではの激レアな演奏。
チェロは音域が広く、メロディ・内声・ベースといろいろできます
というお話のなかで、内声・ハーモニーの役割について。
“葉加瀬さんのコンサートで、チェロは何を弾いているのか?”
の実演として、「エトピリカ」 と 「情熱大陸」 のチェロパートをダイジェストで。
知っている曲なのに、ヴァイオリンのメロディなしでチェロだけ聞くと、
何じゃこれっていう演奏になりますねぇ。おもしろかった。
最後は曲づくりのお話も交えて 「航海記」。
演奏前に、核となるメロディとその展開の説明もありました。
“講座” なのでアンコールはありません。
・・・が、サイン会はありました。
ライブと違って、コミュニティ・カレッジで初めて柏木さんのことを知って
受講された方もたくさんいらっしゃったようですので、
柏木さんが目指す 「チェロのことをもっと知ってもらう」 には
とてもいい機会だと思いました。
今回もお話されたいことはまだたくさんあって、時間が足りなかったようですので、
また違ったネタ・・・じゃなくてテーマ?で開催されるといいですね