2019年07月30日

夏の宴~Twin Cello 広島 昼公演

柏木広樹 チェロ・ライブ 2019 “夏の宴~Twin Cello”
2019年7月27日(土) Live Juke
柏木広樹(vc) 伊藤ハルトシ(vc) 扇谷研人(p)



名古屋の翌日の広島公演、
台風が迫っていましたが新幹線は通常運行で、
お三方も遠征組のファンも無事に移動できました。
しかも、広島に着いたら快晴で猛暑で、
夜に予定されている花火も心配なさそうで、テンション上がりました。グッド


-演奏曲-

1st
航海記
出逢い (伊藤ハルトシ)
A Day To Remember
追憶 (扇谷研人)
La Pasionaria(Charlie Haden)
Lactic Acid

2nd
鳥の歌
Pipinella
Glorious Future
大地を繋ぐ樹の下で
地平線の向こうで
Smile for You

アンコール
シリウス


1st の演奏曲は名古屋と同じでした。
そして、伊藤さんの 「出逢い」は
「いい曲、めっちゃ泣けてくる」、
扇谷さんの 「追憶」は
「表側と見えていない部分が両方でている」
とまた絶賛する柏木さんでした。

トークでは、
伊藤さんがチェロとギターの二刀流ということから、
扇谷さん 「ボクも次までに何かできるようにしておきます。ギターとか」
柏木さん 「じゃあ、ボクは?」
伊藤さん 「柏木さんは、チェロとMCで」
これには客席もみんな 「そう、そう」顔2

2nd は演奏曲が1曲替わって、広島にゆかりの曲
「Glorious Future」 が用意されていました。
この曲の演奏前に柏木さんが
「伴奏を聞いてほしいです」 と言われましたが、
ピアノのメロディにチェロが二重奏で伴奏したり、
チェロのお一人がメロディでもう一人のチェロがリズムを刻んだり
この編成のために特別にアレンジされていました。
ピアノが気持ちよさそうにアドリブしているときは、
チェロのお二人は何度も顔を見合わせながらニッコニコでバッキング。
こんなにうれしそうに伴奏するチェリストはほかにいないでしょう。ハート1

この曲もほかの曲も、
柏木さんはきっと楽しくアレンジされて、
本番で演奏していい感じで、
うれしく思っていらっしゃるんだろうな・・・ なんて思いました。

前日とはまた違って、
Live Juke はお酒を飲みながら聞くことができるライブハウス。
まさに “夏の宴” でした。


終演後、夜の公演までに時間があったので、
柏木さんが本番前に召しあがったと言われていた
カレー屋さんに行きました。おなかも満足。顔1

  

Posted by あけみ at 23:41Comments(0)ライブ

2019年07月30日

夏の宴~Twin Cello 名古屋公演




柏木広樹 チェロ・ライブ2019 “夏の宴~Twin Cello”
2019年7月26日(金) 5/R Hall & Gallery
柏木広樹(vc) 伊藤ハルトシ(vc) 扇谷研人(p)

二人のチェロをたっぷり聞いていただきたい
チェロっていいねって思っていただきたい
という想いで企画されたというこのコンサート、
ホントにいろんなチェロを楽しみました。

そして柏木さんと扇谷さんは長年よくご存じながらライブでは初共演。
事前リハーサルの1曲めからいい感じで、
扇谷さんの音を聞いて、柏木さんはどんなコンサートにするか
イメージがわいたそうです。




-演奏曲-

1st
航海記
出逢い (伊藤ハルトシ)
A Day To Remember
追憶 (扇谷研人)
La Pasionaria (Charlie Haden)
Lactic Acid

2nd
鳥の歌
Pipinella
Bom Dia!
大地を繋ぐ樹の下で
地平線の向こうで
Smile for You

アンコール
シリウス


最初は夏っぽく(?)「航海記」で軽快に。
伊藤さんのギターのイントロを聞いただけでワクワクします。

ご挨拶とメンバー紹介のあと、伊藤さんのオリジナル 「出逢い」。
柏木さんが「むずかしい漢字」と言われていたのでこう書くのかな。
別れからまた新しい出逢いに向かっていくという曲で、
「23歳のときに作ったとは思えない、複雑な気持ちが表現されている」(by柏木さん)
ゆったり静かなメロディをチェロお二人が弾き分けていました。

「A Day To Remember」 は伊藤さんはまたギターで。
メロディを弾くチェロが伸び伸びしていて、
ピアノのソロもあって、楽し~い♪

次の 「追憶」 は扇谷さんの曲。
ピアノの長~いソロのイントロから、
チェロお二人が入ってきて寄り添う感じ。
「心からできているメロディとコードで、曲にいろんなドラマが展開している」(by柏木さん)

扇谷さんが下がって、1部の最後はチェロのデュオで2曲。
「やっと二人きりになれたねハート1」(←お約束)

「La Pasionaria」 は “Made in musicasa 2019” でも二人で演奏されましたが、
響きのいい、ステージと客席が近い程よい大きさの会場で聞くと
バロック音楽っぽい二声のハモリがまたすばらしい。キラキラ

続いてトークなしで、
伊藤さんのアドリブソロ、柏木さんのアドリブソロ、
からの、せーのっ、で 「Lactic Acid」 をズバッと。
歓声と盛大な拍手のなか、1部が終了。


2部のはじめは曲紹介のトークから。
チェリストは平和を望む人が多い、ということや
パブロ・カザルスさんがニューヨークの国連本部で演奏したお話、
そして 「鳥の歌」 と「Pipinella」 は自分の中でつながっている、
というお話がありました。
「鳥の歌」 は柏木さんと扇谷さんのデュオで。
伊藤さんのチェロソロでつないで始まった 「Pipinella」 は
チェロのクラシカルな二重奏からピアノが加わり、
後半は伊藤さんはギターに持ち替え。
このメンバーならではのアレンジでした。ハート1

切ない気持ちから気分一新するような 「Bom Dia!」 は、
伊藤さんはギターで、カッコいいソロもありました。

「大地を繋ぐ樹の下で」 はピアノの美しいメロディと
チェロお二人のハーモニーがクラシックの小品のよう。
譜面にはメロディとコードが書いてあるだけで、
自由に伴奏していたそうです。
「本番が一番よかった」 と柏木さんにっこり。顔2

次の「地平線の向こうで」 も、チェロのお二人が
ハモったりユニゾったり。
「チェロ2本って、楽しいなぁ顔2」(by柏木さん) な気持ちが
見ていてもよーーくわかりました。

そしてさいごの 「Smile for You」 は伊藤さんはギターで。
「おやっ? チェロが1本余ってる。そして、客席にチェリストがいる」
ということで、客席から清水陽介さんが飛び入り。
チェロお二人、ギター、ピアノというカルテットになりました。
清水さんもとても楽しそう。
ギターのソロ、ピアノのソロで盛り上がり、
いつものようにお客さんがコーラスで参加しましたが、
柏木さんがお客さんと一緒に歌ってるときは、
清水さんがしっかりメロディ弾いてました。
“宴” らしく、にぎやかに終了矢印1


アンコールの 「シリウス」 は、
「2本のチェロでやったら、この曲の意味がよりわかった」
と柏木さんが言われていました。
私は自分なりにイメージしながら、想いのこもった演奏を聞きました。顔1

柏木さんが言われたとおり、
いろんなチェロがたくさん聞けて、
よく知っている曲もチェロ倍増のアレンジで聞けて、
大満足の幸せな時間でした。楽しかったっハート3  

Posted by あけみ at 00:57Comments(0)ライブ