2018年11月12日
秋の宴
柏木広樹 Cello Live 2018 「秋の宴」
2018年11月11日(日) eplus LIVING ROOM CAFE & DINIG
柏木広樹(vc) 天野清継(g) 越田太郎丸(g,cavaquinho)
松本圭司(p) 石川智(per)
1st
Choro Prelude (柏木さん・越田さんデュオ)
TSUBASA
シリウス (柏木さん・松本さんデュオ)
Bailes de Mascaras
いつか王子様が (柏木さん・天野さんデュオ)
Laurent
2nd
Voz da Floresta (柏木さん・天野さん・越田さん・石川さん)
Amazon River
子犬のショーロ
Heart to Heart
Torbellino!
A Day To Remember
アンコール
Smile for You
夏の宴は名古屋と京都だけでしたが、いよいよの東京公演は
待ちに待ったかいがある、パーカッションの石川さんが加わった
さらに豪華なバンドサウンドでした。
セットリストは夏の宴と同じで、
1st は、メンバーさんそれぞれをたっぷりご紹介するような
デュオの演奏があったり、メンバーさんのオリジナル曲があったり。
「TSUBASA」 では柏木さんがピチカートでベース風の演奏をするなか、
全員がカッコいいソロ回し。
「シリウス」 では一転して、楽しいパーティをちょっと抜け出して
外に出てみたら冬の澄んだ星空がきれい・・みたいな。
(聞きながら妄想してました)
「Bailes de Mascaras」 は石川さんのパンデイロが入って
ブラジル感増し増し!
「Laurent」は元々激しめの曲ですが、
柏木さんから 「速めにやりましょう、若いところ見せないと」で、
せーのっ!でズバッとスタートして、テンポ速めに飛ばしました。
キメキメのユニゾンも、全員のソロ回しもカッコイイ
柏木さんは、弓くわえ奏法も出ました。
2ndのはじめの2曲は森シリーズ。
「Voz da Floresta」 では越田さんはカバキーニョ(ブラジルの小型ギター)を使って
鳥の声や軽やかな風を感じる演奏。
そしてトークなしで続いた「Amazon River」は
失われつつあるアマゾンの森を憂う切ない曲。
柏木さんの圧巻のソロは心が揺さぶられます。
続いての2曲は犬シリーズ。
「子犬のショーロ」 は全員のソロがそれぞれかわいらしい。
越田さんはカバキーニョ、石川さんはパンデイロで
コロコロ、もふもふの子犬が目に見えるようでした。
「Heart to Heart」 は松本さんのアドリブでの
静かだけどこれから美しいお話が始まる・・・感じのイントロがあって
ギターのお二人がメロディを弾く、この編成ならではのアレンジでした。
最後の2曲はバンドらしく賑やかな演奏で大盛り上がり
アンコールの 「Smile for You」は
お客さんが手拍子とコーラスで参加しました。
ラストは柏木さんが立ち上がって立ち弾き、からのエビゾリ
やっぱりこのノリですよね
あーーーっ、楽しかったっ
柏木さんもライブ中のトークで言われていましたが、
これがご自分名義の今年最後のライブ。
来年も、チェロがもっと自由な楽器であってほしいという気持ちで、
チェロでまだまだいろんな音楽をやっていこうと思っています・・・
と言われていました。
来年はアルバムを出そうと思っています、といううれしいお話もありました。
お正月から曲作りをスタートされるそうです。
楽しみすぎます。
この日は、ライブでしかお会いできない方や
とても久しぶりなお友達に、何人もお会いすることができました。
音楽を楽しむことと人が集うことも含めて、うれしい楽しい秋の「宴」でした。
Posted by あけみ at 22:11│Comments(0)
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