2019年03月20日

ハイブリッド・カルテット



Hybrid Quartet
2019年3月17日(日) MT Milly's
啼鵬(vc,p,bandoneon,cb) 柏木広樹(vc) 向井航(vc) 伊藤ハルトシ(vc,g)


1st
Strasbourg Saint Denis (Roy Hargrove)
His Eye Is On The Sparrow (映画「天使にラブソングを 2」より)
「4つの小品」より「無言歌」 (Julius Klengel)
James (Pat Metheny)
大地を繋ぐ樹の下で (柏木広樹)
糸 (中島みゆき)

2nd
WALKIN' (Miles Davis)
スリーピング・モモンガ (啼鵬)
白ねずみ (柏木広樹)
Oblivion (Astor Piazzolla)
along with you (啼鵬)

アンコール
Isn't She Lovely (Stevie Wonder)

ダブルアンコール
向井さんソロ


“フツーのカルテットにあらず” の 「ハイブリッド・カルテット」、
前回大好評(きっと)につき、再演が叶いました。わーい♪
出演者のみなさまもとても楽しそうでした。
ほかの楽器に比べてチェロは
「アンサンブルやりたがる、揉めない、楽しい」 だそうです。

演奏曲は啼鵬さんのセレクトですが、
前回と大きく変わって半分以上が初演奏でした。
アレンジたいへんだったでしょうね。。。

前回やっていなかった “チェロカルテットのために書かれた曲” をやろうと
選ばれたのがユリウス・クレンゲルの 「無言歌」。
“和のもの” をと選ばれたのが 「糸」 だそうです。

そして 「大地」 はやっぱり名曲、聞けてよかったぁぁぁ 顔5

啼鵬さんは4人の中でもベース的パートを担当することが多いのですが、
「ならばホントのベースを弾きましょう」 ということで、
「スリーピング・モモンガ」 ではコントラバスを弾きました。

「白ねずみ」 はミロンガというリズムのタンゴアレンジ。
啼鵬さんはバンドネオン、ハル君はギターでした。
柏木さんから 「よくこんなヘンなこと思いつくね」 とお褒め(はてな)の言葉が。
ねずみっぽくなくて(びっくり)おもしろかった。


今回は事情があってハル君は5弦チェロをお持ちで、
めずらしい楽器を見て聞くことができました。
演奏はチェロだらけだし、演奏してないときは笑いだらけ、
さらに・・・何かが起こってしまう楽しいカルテットなのでした。
(前回は誰かのベルトがちぎれ汗・涙1 今回は忘れ物いろいろ汗・涙1

終演後に啼鵬さんとお話できたので第3回の開催をお願いしました。
皆さんまたやりたいと思っていらしゃるようで、
期待していいかな・・?顔2


ステージに向かって左から向井さん、柏木さん、ハル君、啼鵬さん




前回の 「航海記」 もよかったし、
「大地」 は何度聞いてもいいなぁ (しつこい)
柏木さんのニューアルバムに、セルフカバーでチェロカルテットとか
いいと思うんだけどなぁ・・・顔1