2015年01月11日

Classic Meets Jazz

柏木さんのライブに行った翌日に東京で、大好きなピアニストのひとり林正樹さんが
クラシックを弾くというレアなコンサートがあったので行ってきました。

会場は、洗足学園音楽大学のシルバーマウンテンホール。
音大の中に入るのはじめて・・・と喜んだけど、
入るまでもなくホールは入口すぐ。銀の山がありました。



このコンサートは、大学の先生でもある武見由美子さんの、
ジャズピアノの方と共演したいというご希望で開催されたそうです。
プログラムは武見さんの選曲で、前半が2台ピアノ、後半が林さんのソロでした。




モーツァルトは連弾の曲は多くても、2台ピアノの曲はこの1曲だけだそうです。
モーツァルトも、林さんの横に譜めくりさんがいるのも、かなりレア。

後半のカプースチンの曲も、聞いてるとジャズの曲のようですが、
弾くことが全部譜面に書いてあるのでそのとおり弾かなければならないそうです。
練習がたいへんそう・・・

ステキなオリジナル曲とあわせて、林さんの多才・奇才ぶりをたっぷり聞くことができました。
今回の新しい経験と、せっかく練習したクラシックの曲・・・ということで
林さんのソロライブのレパートリーもまた広がっていったりするんでしょうか?
勝手に楽しみにしています。顔1  

Posted by あけみ at 23:58Comments(0)ライブ

2015年01月11日

チェロ鑑賞教室

東京滞在中、ライブの開演まで数時間の空きがあったので
何かないかと探していたら見つけました。
神奈川フィルが定期的におこなっている音楽鑑賞教室がたまたま横浜であって、
この日はチェロのお話とミニライブ。
しかも無料! ということで行ってきました。



「チェロを笑う者はチェロに泣く」なんてすごいタイトルですが、軽い楽しいお話でした。
ご出演は、神奈川フィルの首席チェロ奏者 山本裕康さん。
チェロの形や材質、音域などの特徴、
山本さんのチェロの来歴や推定金額(びっくりびっくりびっくり)←これくらいびっくりした
音楽史のざっくりとした流れとか。
弓の毛は馬の雄の毛で、どうして雄なのか・・・なんてネタも。

演奏は2曲
まず、バッハ 無伴奏チェロ組曲1番。
この曲は、30秒弾けば演奏者のウデがわかる、と言われているそうです。さ、30秒って・・・汗・涙1
独奏曲だけど、ひとつのメロディを弾いてるんじゃなくて、
連続した音に聞こえるけどバス・内声・ソプラノという3部構成になっている
というお話はなるほどなるほどでした。3人前をひとりで弾いてるのかぁ・・・

次は、ソッリマのラメンタツィオ。初めて聞きました。
弾く前に山本さんが、
「これは特殊奏法があるからいい弓は使えないので、弓を変えます。」
って言われたから、もしかして?と思ってたら当たりでした。
弓で弦をバシバシ叩く奏法(?)がありました。
柏木さんのライブで見たことはありますが、クラシックの方もそんなこと(!)するんだ・・・

会場は街の集会所でしたが、いい音を間近で浴びるように聞くことができました。
興味深いお話も聞けて、いい機会に恵まれてラッキーでした。  

Posted by あけみ at 21:56Comments(0)チェロ

2015年01月11日

1/9 Yu Friday Special @銀座Swing

今年の初ライブ鑑賞、初遠征、しかもワクワクのセッション!
メンバーはこんなステキなみなさまハート1



セットリスト(と作曲者)

1st
Slow Life with Sunshine (真部)
地平線の向こうで (柏木)
Eagle Eyes (平井)
風にそよぐ (新澤)
時の汀 (西嶋)
CAÇADOR (柏木)

2nd
展覧会と少年 (平井)
釣り日和 (真部)
Infancia (新澤)
El retratador (西嶋)
streamline (柏木)

アンコール
はじめて (真部)


この日のメンバー全員が作曲をするヒト・・・ということで
みなさまが自作を持ち寄り、全曲オリジナルのセッションとなりました。
おなじみの柏木さんの曲も、このメンバーのこの日だけの演奏が聞けて、
わくわくしたりちょっぴりハラハラしたり。。。

「風にそよぐ」はゆったりとしたやさしい曲。
真部さんと柏木さんがじっと見つめ合って(演奏中のアイコンタクトですけど)
ヴァイオリンとチェロのソロのステキなかけ合いが続くなか、
新澤さんがずっとうれしそうにニコニコしてました。

「時の汀」の曲紹介とき、汀→渚という話の流れで、柏木さんが
「渚のバルコニーで待ってて♪」と歌いだしたのでびっくり。
自分もココロの中で同じこと思ってました顔2
美しいタイトルだけど超難曲で、弾く前の譜面のおさらいの時みなさんのお顔が険しい・・・顔13

「CAÇADOR」は真部さんのピチピチのヴァイオリンで、イキオイありまくりの若々しい演奏でした!

「Infancia」は少年時代という意味だそうで、
新澤さんが子供の頃から30歳代まで使っていたアップライトピアノを手放す最後の日に
ピアノとお別れセッション(一人即興演奏)をしたときのメロディをもとに曲にしたもの。
“楽器とのお別れ演奏”にぐっときて、この日のいい話大賞は新澤さんに決定。

「El retratador」はドラムレスで。
ベースのたっぷりした渋ソロから始まり、チェロとヴァイオリンが交互にメロディをとり、
控えめなピアノと合わさって、弦の美しいからみが堪能できるアレンジでした。

「streamline」は柏木さんの長くて激しいソロから。くぅ~~っ、カッコイイ!キラキラ
この日いちばん音数が多い(譜面が黒いと言うそうです)曲でした。

セッションリーダーは真部さんでしたが、真部さんがお声が不調のため
MCは柏木さんに全面委任されました。
軽妙で乗せ上手、お客さんもメンバーも含めたみんなの雰囲気を感じながら
楽しく進行していく柏木さんのトークはいつもながらさすがです晴れ
きっと真部さんはココロの中でメモしてたはず。MC術を。(笑)
初ライブで初笑いもできちゃいました。


真部裕さんのブログのライブレポ
http://blog.livedoor.jp/roomsnake/archives/51443553.html  

Posted by あけみ at 15:53Comments(0)ライブ