2023年02月19日

フーディーズ



昨日のフーディーズトリオのライブに行ってきました。

柏木さん、扇谷研人さん、伊藤ハルトシさんのトリオのライブは、
2019年に名古屋と広島で行われましたが、
このメンバーはみんな食べることが大好きだから
“フーディーズ” とライブ中に言っていました。
それからコロナ禍で長らく延期となりましたが、
やっとまたライブを行うことができて、よかったよかった顔2
ホントに “フーディーズ” っていうユニット名になったんですね!


演奏曲

1st
Bom Dia! (柏木・伊藤g、扇谷)
Dab-Dab (柏木・伊藤vc、扇谷)
出逢い (柏木、伊藤vc、扇谷)
月からの使い (柏木ソロ)
dreams go on (扇谷ソロ)
バッハ無伴奏組曲3番プレリュード
(伊藤vcソロ からの 柏木、伊藤デュオ)

2nd
Spirit of the Forest (柏木、扇谷)
Women's Dance (柏木、伊藤vc)
Lactic Acid (柏木、伊藤vc)
大地を繋ぐ樹の下で (柏木、伊藤g、扇谷)
streamline (柏木、伊藤vc、扇谷)

アンコール
new world (柏木、伊藤vc、扇谷)


まずは 「Bom Dia !」 から軽快にスタート。ハルトシさんはギターです。
柏木さんのトークでメンバー紹介と
フーディーズのデビューまでの長い道のりのお話のあと、
ハルトシさんがチェロに持ち替えて2曲。
「出逢い」 はハルトシさんの曲で、
別れの曲かと思うような落ち着いた大人っぽい曲。
別れからラストは前向きな期待で終わるよう作ったそうです。

次はソロコーナーで、自分で曲紹介のトークをして演奏します。
それぞれの演奏、音色をじっくり聞くことができました。

ハルトシさんのときは、
ソロ演奏が終わるころ柏木さんがステージに出て、
同じ曲を二人でもう一度。
二度目はツインチェロ用にアレンジして違う曲のようでした。
チェロたっぷりで1部が終わりました。

休憩をはさんでの2部は、デュオコーナーから。

「Spirit of the Forest」 を柏木さんと研人さんで演奏したあと
研人さんが下がってハルトシさんが登場して、ツインチェロで2曲。
「Women's Dance」 はハルトシさんのセレクトで
ジャズピアニスト Milcho Leviev (ミルチョ・レヴィエフ) の曲だそうです。
5拍子で民族音楽っぽいおもしろい曲でした。
「Lactic Acid」 はハルトシさんと演奏するときははずせません。
何度聞いてもすごいです。炎
赤系の照明とキラキラスポットライトが熱演をさらに盛り上げてました。

「Lactic Acid」 の演奏後はヘトヘトのチェリストお二人。
曲名どおり乳酸がたまって、腕が疲労して、弓を持つ握力も弱くなってしまい、
研人さんがステージに戻ってきても、まだ次の曲へは行けません汗・涙1
長めのトークをしながら体を休めて、
次の 「大地を繋ぐ樹の下で」 はピアノのイントロを
長~~くしてもらうよう(その間はチェロは休み)
柏木さんから研人さんへリクエストしていました。

さいごの 「streamline」 も激しい曲ですが、
これをチェロ二人とピアノでやるなんてびっくり
ピアノもすごくたいへんそうだけど、誰を見てもすごいから
夢中でみているうちに、大盛り上がりで本編終了。

アンコールの 「new world」 は研人さんの曲。
ラテンの雰囲気の軽快な楽しい曲でした。
柏木さんは、フーディーズでミニアルバムとかを作るなら
この曲で PV を作りたいと言われてました。
その PV は演奏シーンは映ってなくて、
食べ物の映像ばかりをつなげるんだとか。
さすがフーディーズ。(いや、いいんでしょうか汗・涙1


柏木さんの曲を中心に、研人さん、ハルトシさんの曲やカバー曲も
このトリオのためにアレンジされて新しい味付けになって、
新鮮な気持ちで楽しめました。
爽やかな風味の曲も、熱々濃厚な曲も、
エスニックでスパイシーな曲もあり、
演奏もトリオ、デュオにソロまであるとは。
フルコースで出されてお腹いっぱい。
だけどアンコールは別腹、という感じでした。
ごちそうさまでした♪

お三人さんとも多忙ですが、
ライブの回数も演奏曲もだんだん増えていって、
地方にもデリバリーしていただけるようになるとうれしいな。